子どもにある、4つの「やる気スイッチ」とは

こんにちは、ちゃママです。

突然ですが…

わたしはたまたま息子が生まれる前に「ヨコミネ式」のことを知りました。

すでにご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、これまでの育児で参考にして役立ったこともあるので、知らない方や本を読んでいる時間がない方のためにギュッとまとめてみました。

目次

ヨコミネ式とは

プロゴルファーの横峯さくらさんの叔父さんでもある横峯吉文さんが考案した、卒園までに園児が2000冊の本を読破するなど、読み・書き・計算をベースにした学習法です。

やる気スイッチとは

どんな子どもでも「やる気のスイッチ」があり、そのスイッチをうまく押してやると、親が何も言わなくても自分からさまざまなことに挑戦し、結果を出していくというのです。

子どもをやる気にさせる「4つ」のスイッチとは、

  1. 競争したがる
  2. マネをしたがる
  3. ちょっとだけ難しいことをしたがる
  4. 認められたがる
この4つを利用し「競争心」を刺激することで、簡単にやる気のスイッチが入ります。

読み

本(文字)を読むことは、勉強の基本です。

マンガでも絵本でも、好きなものを選ばせてたくさん読ませます。

本に慣れていれば、小学校に入って教科書を読むのも苦ではありません。

本を読むのが習慣になると、遊びと同じくらい楽しくなり、楽しんでいるうちに想像力がつき、考える力が養われます。

そして自然に言葉を覚え、漢字を覚え、語彙がどんどん増えて読解力が付きます。

作文を書くことになっても言葉を楽々あやつれるようになります。

習慣化するまで読まないと、本のおもしろさや奥深さはわかりません。

読んだ日付と読んだ本のタイトルをノートに記録すると、読んだ量が目に見えます。

やった量が目に見えると、子どもはやる気が出ます。

書き

書く習慣は読む習慣と同じくらい大事です。

読んだだけではわからないことも、鉛筆を握って手を動かし、ノートに書くことで脳に記憶が刻まれていきます

いきなり文章は書けませんので、書写をします。

「写すだけ」なので、急にやる気が出ます。

こども新聞の興味がある記事を切り抜き、その記事を丸写しさせます。

習っていない漢字や意味の分からない言葉、政治や経済の専門用語でもとにかく全部書き写します。

書き順が違っても口を挟まないようにし、まずは見よう見まねで書かせます。

新聞記事という文章の手本を写すことで、文章の書き方を自然に学べ、文章力がつきます

知らない言葉や漢字はどんどん辞書を引かせて、調べた言葉に付箋を貼ります。

この「辞書引き学習」により、調べることが楽しくて仕方なくなります。

書写を終えたノートは親が必ずチェックし、抜けた字や違う字は指摘します。

一番やってほしいのは「今日はきれいに書けているな」と思ったときに認めてやることです。

ノートに丸をつけるときは、大きな花丸にしてあげましょう。

文章の書写に慣れたら、日記を書かせてみましょう。

最初から長い文章を書くことはできませんが、助詞や接続詞の使い方が自然に身についていきます

計算

計算は算数や数学を続けていくための基本です。

「◯」か「×」か答えがはっきりしているので、計算が好きという子どもはたくさんいます。

オススメは「百ます計算」です。

これをタイムを計りながらやります。

繰り返すうちに必ずタイムが縮まります。

タイムが縮まるのが楽しくて、やりたくて仕方なくなります。

グラフを作って目のつくところに貼っておくなど遊び感覚で挑戦できるように仕掛けたり、ご褒美でつるなどして、とにかく毎日、計算問題を解かせます

計算のおもしろさを発見すれば、やりたい気持ちが止まらなくなります。

計算に慣れてきたら、最終的にそろばんを始めてください。

数に強くなれるだけでなく、頭の回路が作られていきます。

自学自習の習慣

子どもはできることなら喜んでやります。

勉強のスイッチを入れるには、まずその子にとって簡単なレベルから始めることが大切です。

できることを続けていれば、勝手に自信をつけて、気づいたら難しい問題にも挑戦しています。

1日に数問でもいいので、子どもが毎日やるのをイヤがらないレベルで続けることが大事です。

「読み」「書き」「計算」毎日20分ずつでも行い、自学自習の習慣をつけます。

でも「今日はやりたくない」という日は必ずあります。

そんな日には「サボって5分だけやればいいじゃない」と言うと、喜んでやります。

親にしてみれば「毎日継続させること」に成功しているわけです。

子どもは一度やる気満々になったからといって、そのあと何もしないでいると、勉強に興味がもてなくなったりします。

勉強のやる気スイッチは継続的に押してやる必要があるのです。

成果をグラフや表彰状などで「見える化」したり、日々の書写や計算などのノートはなるべく薄いものを使ったり、自然にやる気スイッチを押し続けてくれる方法を親が仕掛けないといけません。

自立のための力

子供が自立して生きていくためには「学ぶ力」「体の力」「心の力」が必要です。

「学ぶ力」が身につけば、自分から学び、自分の頭で考える習慣が獲得でき、自分のやりたいことを見つけ、それに向かって進んでいけます。

「体の力」とは、体力運動神経のことです。

運動を通して、体力だけでなく、競う楽しさ、練習を続ける気力が養われていきます。

「心の力」は、人生のさまざまな壁にぶつかったときに、自分で困難を乗り越えていける強さのことです。

この「心の力」は経験でしか身につきません。

日常をどう過ごすかが大事になってきます。

どんな経験が必要かというと、その子に見合った試練です。
(一人で留守番させる、おつかいさせるなど)

試練を乗り越えることが自立に繋がります。

子どもが自分でできることをひとつずつ増やしていってあげてください。

つい先回りしてやってあげたくなりますが、突き放すくらいの気持ちでちょうどいいのです。

子どもはいつか親の元を旅立っていきます。

自分の世界を築き、自分の人生を歩んでいきます。

ちゃママまとめ

3歳ころ、遠くまでお散歩に行って、

「もう歩けなーい!」

と言われたときに、

「次の電信柱まで、どっちが速いか競争だ!ヨーイ、ドン!」

なんて言うと、おもしろがって競争してくれました。

これもスイッチの1つだったんでしょうね♪

辞書引き学習、百ます計算、自学自習の習慣…わが家ではまだやれていないことがありますね;

4つのスイッチを意識して、子どもに自分から取り組むように仕掛ける

自分から興味を持って「おもしろい」と思わせることができるようにする。

「自分の力でやり遂げた!」という達成感を与える。

親や周囲の働きかけってとても大切ですね。

今まではベッタリでしたが、息子のためにも自分でできることを増やしていってあげようと思います!

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