こんにちは、ちゃママです。
2年生の算数のメインともいえるのが「九九」ですよね。
九九を習い始めたときは「覚えられるだろうか…」と不安そうだった息子。
そんな息子もそろそろ九九の総仕上げの時期なのか、学校では2日に1度のペースでかけ算のテストがあります。
みんなの前でその日にやる段を言うのですが、スラスラ言えたら合格。
間違えたらやり直しになり、二度目に間違うと不合格になるとのことでした。
教科書で習った順番で、5の段、2の段、3、4の段、6、7、8、9の段とテストをするようです。
2の段のテストが終わった日のこと。
「どうだった?」
「合格だったよ。でもLくんは『にはち(2×8)』を『には』って2回も言っちゃって不合格だったんだよ」
「え!?そうなの?」
「不合格の人は昼休みに先生のところに行くんだけど、4~5人いたかな」
「そうなんだ…うーん、『にはち』でも『には』でも答えが合ってればいいような気もするけど『にはちじゅうろく』『にはじゅうろく』…やっぱり『にはちじゅうろく』なのかなぁ」
「LくんとYくんは言うのが超速いんだよ」(と実演)
「あははwすごいね、それだけ家で練習してるんだよきっと」
「とくにYくんはすごい」
「へぇ~がんばってるんだね」 (お母さんが厳しいと言ってたからな(^^;)
その後、4の段になるとクラスでも3分の1くらいの子が不合格になったようです。
目次
家庭で九九をマスターする
学校では授業の前に計算カードを読み上げているようですが、九九をマスターするにはやはり家庭でも楽しく取り組むことが大切ですよね。
息子は大変ありがたいことに学校での練習でほとんど覚えてしまったようですが、たまに突然出題したりしてゲーム感覚で暗記しているか確認しています。
そしてテストは本人も緊張するようなので、前の晩に練習するようにしています。
”暗記ものは寝る前に行うと脳に定着する”という脳の性質を信じて、以下のような最終確認を寝る前にしています(^-^;
順番に言う
まずは、×1から×2、×3と順番に言います。
これでつっかかるものは苦手ということなので、チェックします。
逆さまに言う
×9から×8、×7と逆に言います。
さっきチェックしたところもできていたらOK。
ランダムに言う
×8、×3、×7などランダムに出題します。
これですぐに答えが出るようになったらマスターできたことにしています。
「お、完璧じゃない?」「大丈夫そうだね」などと言うと、自信になるようです。
ランダムに言うの上級編としては「百ますかけ算」です。
百ます計算のかけ算バージョンで、タイムをはかります。
同じ問題を毎日やるとタイムが縮むので自信につながります。
また、ミスをしたところが記録に残るので、自分の苦手がわかります。
0~9までの数字でやってみたところ、息子は初日は4分15秒かかりました(^-^;
わたしは1分27秒…って、子どもにだけやらせるのではなく親も一緒にやるのがわが家の作戦の一つです。
(番外編)外出中に出題する
車のナンバープレートの数を問題にします。
48-63なら、
「しは(4×8)?」「ろくさん(6×3)?」
という問題にするはもちろん、
「答えが63になる九九は?」
「しちく!くしち!」
など、答えにするのもオススメです。
先日は、買い物中に2割引きの140円のデザートがあり、
「2割引きだから8を掛けて…はちいち(8×1)が8、はちし(8×4)?」
「32!」
「80+32は?」
「112?」
「おぉー正解っ!九九ができるようになると便利だなぁ♪」
なんて計算をしてもらいました(^-^;
生活するなかで「九九を知っていると便利」だと思うと、覚える意欲も高まりますよね。
間違えやすい九九
ベネッセの調査による、間違えやすい九九の上位5つはこちら↓
1位 6×8=48
2位 8×6=48
3位 7×6=42
4位 7×4=28
5位 4×7=28
前後の九九と混同したり、似ている音を間違えることが多いようです。
たしかに、「し(4)」「しち(7)」は似ているし、8は「は」と言ったり「はち」と言ったりしますからね。
ちゃママまとめ
タイトルに「マスターする方法」なんて書いてしまいましたが、反復練習するのみです!(すみません;)
ただ、そのときに「おしい!」「もう少しだね!」「すごい!」「できたね!」などと、できたところを認めて応援する親の姿勢は子どものやる気につながります。
九九は繰り返し練習すれば、必ずマスターできます。
「九九を覚えられた!」というのは、成功体験になります。
3年生以降の分数や小数、わり算につまずかないためにも、九九を自在にあやつれるように練習しましょう♪
明日もテストがあるという息子。
今日帰ってきたら、
「Yくん、3回練習してるんだって!」
「そうなの?」
「だから、逆から九九を言うのもオススメだよって教えておいた」
「そうなんだw」
毎回一発合格で、息子よりも早く言えて完璧にマスターしていそうなYくんにアドバイスしている息子…(ウケ笑;)
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