【本紹介】本当の国語力を親子で伸ばす方法とは

 

こんにちは、ちゃママです。

あなたは国語が得意でしたか?

国語は学校で同じように勉強をしていても、テストの成績に差がついたり、作文がうまく書ける子と書けない子にわかれたりしますよね。

図書館で見つけたこの本↓

国語に特化した学習塾を開いているという著者。

なんと、国語は基本さえ身についていれば誰でも得意になれる教科なのだそうです。

この本は、文章がどのように成り立っているのかという基本的な構造のこと、説明文・論説文・物語文などの標準的な読解のしかた、作文の書き方についてなど、家庭での国語力アップに役立つ内容が載っています。

小学生は国語力を育てる黄金時代

説明的な文章が理解できて、論理的な言葉を自分で使えるようになるのが10歳くらい、考えるときに使う言葉である母語を言語として習得できる臨界期は13歳前後です。

この10歳から13歳の約4年間は、国語による論理的な思考力を獲得するための黄金年齢であり、将来、文章を自由に書いたり、高度な内容の本を理解するための、脳を作る年齢なのだそうです。

そのため、親がかかわりやすい10歳までに国語の基礎力を身につけていって欲しいと筆者はいいます。

では、論理的な思考力よりもイメージ力のほうが優位な小学校低学年のうちは、どんな学習をすればいいのでしょうか?

「音読」で言葉や言い回しを身につける

テキストを音読すれば、効果的に語彙や言い回しを覚えることができます。

音読をすると、目で文の意味を認識して、それを発声して、耳で自分が読んだ文をまた理解するという3つのステップを踏むため、脳の活動が活発になり学習効果を高めます。

英語を勉強するときは、単語や英文を声に出しますが、国語も語学の学習の1つです。

まだよく知らない語彙や難しい言い回しなどを声に出して読むことで、それまで知らなかった語彙が文脈で理解でき、自分のものにすることができるのです。

また、音読をするとすべての言葉を声に出すので、知らない言葉やわからない文はそこで詰まります。

子どもが音読をするときは、親が子どもの横で聞いてあげて、詰まった言葉をその場で説明することが大切なのだそうです。

高学年でも「読み聞かせ」をする

小学生になってから読み聞かせをやめてしまうことが多いようですが、子どもが自分で読めるのは、低学年向けの、そのときの読解力で楽に読める本だけです。

内容的にはもっと高度なものを理解できるとしても、読むことそのものに労力が取られて、学年向け以上の本には知的好奇心が向かなくなってしまいます。

しかし、親が幅広いジャンルの本を読んであげると子どもの関心を広げることができます。

「ハリーポッター」のような少し大人向けの本でも、耳から聞けば子どもは理解することができます。

読解力が上がって自分の読書の範囲が広がれば、自然に「読み聞かせはもういい」となりますが、それまでは読み聞かせを続けるのがいいそうです。

小学生新聞を親子で読む

小学生新聞には時事的なニュースだけでなく、中学受験で取り上げられているような高度な学習内容を、カラー図説とやさしい文章でいろいろな角度から取り上げる記事が豊富に掲載されています。

きちんと読みこなせれば、知のベースを大きく広げることができます。

これも与えっぱなしでは読み切れず、興味のないものは読もうとはしないものです。

そこで、親がおもしろそうな記事を一緒に読んであげて、言葉の意味がわからないところは教えてあげます。

高学年になれば、大人の読む新聞も読めるようになるので、読み比べられるようになれば、思考力のよい訓練になります。

そのときも、強制的ではなく、会話として楽しむことがポイントなのだそうです。

学習マンガでイメージをつかむ

マンガでなければ伝えられないような内容や、マンガだからこそやさしく解説できるといった特性を活かしたものもあります。

マンガというと娯楽的で活字だけで書かれたものより格が下がる感じがしますが、小学生は脳の発達段階から見ても、ビジュアルなイメージのあるもののほうが理解しやすいのです。

たとえば「日本の歴史」は、歴史上の背景や登場人物など、生活経験のなかで目にできるものではないので、ビジュアルな知識は不可欠なのです。

また、歴史をストーリーとして読むことができるので、歴史上の人物に感情移入しながら楽しく学習できるようになっています。

読解用テキストは2~3学年下のものを選ぶ

中学受験準備用のドリルは、語彙が増やせますし、論理的思考のトレーニングになるため、一生使える国語力をつけられます。

ただし、必ず子どもの学年よりも2~3学年下のものを選びます。

やさしいテキストで読解法をきちんとマスターできれば、考え方の基本が身につきます。

自宅で学習するときには、子どもがマーキングをして、自力で8割正解できるドリルを必ず使ってください。

※文章の種類を読み分けながら、その大事な骨格の部分だけを抽出することで、効率的に意味をつかむ読解方法=ストラクチャー・リーディング(構造的読解法)のやり方は、本を参考にしてください。

漢字は意味で学習する

小学生のうちに習う漢字は1000字程度ですが、それに対して音読みと訓読みで3種類ぐらいの読み方があり、さらにその漢字を使った単語や熟語が5個ずつあるとします。

すると覚えなくてはいけない熟語は、1000×3×5=1万5000個となります。

これをバラバラに書き取りで覚えるのではなく、たとえば「作」という漢字が出てきたら、

つくる 作る
サ   作用
サク  工作

と、その漢字が持つ読みと熟語を一緒にまとめて覚えてしまいます。

すると、その漢字の意味からどんな熟語が生まれているかがつかみやすく、音や意味からの連想が働くので、1つの漢字を覚えることでいくつもの熟語が覚えられるのです。

市販のテキストで漢字ごとに編集されているものがあるそうです。

子どもの話を聞いてあげる

国語力の一番底辺にあるものは、生活体験です。

言語活動というものが、読み書きだけではなく、思考・会話として絶えず行われていて、その質が勉強と直結しているのです。

国語の成績がよく、上手な作文を書ける子というのは、基礎体力とも言うべき、普段からの思考内容も優れていると考えるのが自然です。

こうした思考力を育てるには、大人が話を聞いてあげることが一番です。

子どもの話を聞き、自分の言葉で話せるように導いてあげる。

話すことは文章を書くことにもつながっていきます。

学校でのできごとやお友だちのことなどを、親が関心を持って聞いてあげることは大きな愛情表現なので、子どもたちはいやでもおしゃべりになります。

おしゃべりな子に読解や作文を教えると、すぐに成績が伸びるのだそうです。

ちゃママまとめ

わたし自身、国語のテストは感覚で解いていました…だからダメだったのね。。

文章には、誰が読んでも内容がわかる文章のルールがあり、そのルールさえつかめば読解力は上がり、テストの点もしっかり取れるといいます。

具体的な方法は、ぜひ本を参考にしてください。

 

そして、一番大切なのは「生活体験」という話は、納得しました。

生活体験と言っても、どこに行ったか、何をしたかではなく、その経験をとおして心の中で自分の言葉で考えられているかどうかが大切なのだそうです。

そのためには、その体験をしたあとの親子の会話が重要ですよね。

 

また、普段からの会話の内容が幅広く知的で、語彙も豊富だと、自然に高度な思考能力が身についていくのだそうです。

子どもが委縮せずに自由に発言したり、考えたりするためにも、親は普段から自分の意見を押し付けたり、やたらに怒ったりする態度をとってはいけませんね。

女の子に比べて言語の発達が遅い男の子は、自分の考えや気持ちを言葉にして話してくれるまで「待つ」ことが大切かもしれません。

つい伝えている途中でも「あ、こういうことね?」と言葉を補ってしまいがちなので、気をつけたいと思いました。

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