【国語力】子どもの語彙を増やす6つの方法

こんにちは、ちゃママです。

以前書いた、入学前に国語力をつけるコツという記事。

国語力とは、

  • 読解力
  • 語彙力
  • 文章力
であり、 この国語力の土台を作るには、本をたくさん読んだり、親子で会話したりして、語彙を増やしておくことが必要だと書きました。

「知っている言葉(語彙)」の数が少ないと、自分の言いたいことを的確に伝えることも、相手の言いたいことを正しく理解することも、出題意図を汲み取ることも、できにくくなる。

 

語彙を増やすには、日常の中にとけ込んでいる言葉を、実体験として少しずつ、すくい取り、摂取して、語彙力を身につけていくしかない。

と、花まる学習会の高濱正伸さんはいいます。

では、家庭で語彙力をつけるにはどうしたらいいのでしょうか。

家族旅行や外遊びで感じる心を育てる

国語のテストで問われる「物語の情景」や「人の気持ち」は、さまざまな「原体験」を積むことで、はじめて理解できるようになるそうです。

そのためには、外遊びや家族旅行がオススメだといいます。

「知識」として言葉を覚えるのではなく、経験の中で「体感覚」をともないながら、意味を理解するのです。

そうすれば、文章中の見えない描写をイメージできるようになります。

たとえば、「夏の終わりの早朝、露をおいた草の上に座れば、お尻が濡れる」という文章を読んだとき、実際に「お尻を濡らした体験」がない子どもは、知識の域を出ることができません。

でも、実際の「原体験」がある子どもは、「あれか~」と自分のお尻が濡れたときのことを思い出して、豊かな連想力を働かせることができるのです。

 

先日テレビで「霜」の拡大写真をうまく撮影する方法を紹介していました。

そういえば、息子は霜を見たことがないのでは?と思って聞いてみました。

「霜ってわかる?」

「知らない」

そのときに、映像を見ながら教えましたが、”百聞は一見に如かず”ということが外の世界にはたくさんありますよね。

息子にはまだまだ原体験をたくさん積ませたいと思った出来事でした。

見たこと、感じたことを「比喩」で表現する

「比喩」が使えるようになると、表現に奥行きが出ます。

比喩表現は、慣用句として暗記するだけでは、なかなか使えるようになりません。

比喩表現が使えるようになるには、実際の体験をしたときに「〇〇のような、××」という表現を親が使ってみせることが大切です。

「こういうときは『水を打ったような静けさ』っていうのよ」
「こういうときは『抜けるような青さ』っていうのよ」

すると、子どもは「何かにたとえると、表現に深みと味わいが加わる」ことを理解しやすくなるのだそうです。

 

息子が2歳半ころ、一緒に散歩をしているときに、落ちていた枯葉や石を見つけては、

「この葉っぱ、手みたいだね」
「この石のかたち、車みたいだね」

などと話していたら、何かに例えるというのが気に入ったのか、息子も「〇〇みたい」をよく言うようになりました。

小さい子に慣用句は難しいけれど、何かに例えてみようと思うと、自分の知っているあらゆるものを頭の中で検索するので、とても頭を使いますよね。

子どもの疑問にきちんと答える

とくに小学校低学年までの子どもは、見聞きする言葉に、強い興味を抱いています。

「それなに?」「あれはどういうこと?」と子どもが質問してきたら、きちんと答えてあげます。

もちろん、親にだって、答えられないことがあると思います。

そんなときは、「どういうことだろうねぇ?お母さんにもわからないなぁ。じゃあ一緒に調べようか」とか、「あとで調べてあげるね」と返事をして、子どものやる気に繋げるのがいいそうです。

 

先日ニュースを見ていると、「セクハラってなに?」と聞かれました。

「ん~、、簡単に言えば、”嫌がらせ”かな」と答えましたが、「ふーん」という反応。。

またある日は桃鉄(ゲーム)をしていたら、織田信長のセリフに「”是非もなし”ってどういう意味?」と聞かれました。

「”いいも悪いもない”とか”しょうがない”とかかな?信長は”泣かぬなら~…」

と、ついでに秀吉や家康の話にまでなりました。

息子はいま桃鉄で歴史上の人物を覚えています。あ、話が脱線(^-^;

リビングに辞書を常備する

言葉の正しい意味や使い方を理解するために、「辞書(国語辞典)」をたくさん使い倒してほしいといいます。

中学3年生を対象に、両親は辞書を引く人か質問したところ、「親が辞書を引く頻度と、子どもの国語力」が、完全に正比例していました。

子どもに辞書を引く習慣をつけさせるためには、親もその習慣を持つことが大切なのです。

電子辞書よりは、紙の辞書ならではの魅力があるので、紙の辞書がオススメだそうです。

 

わが家では、テレビ台にベネッセの国語辞典と中学英和辞典を置いています。

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日記をつけさせる

「書くこと」に慣れさせるには、「日記」がオススメだといいます。

日記は、自分が体験したこと、自分が感じたことを「正確な言葉を使って書く」ためのトレーニングになるのです。

1日に書く量は、1行や2行でもいいので、とにかく毎日の習慣にすることが最も大切です。

日記は「正直な自分」と向き合う場でもあるのです。

小学校低学年までの子どもは「その日の出来事」を書くだけで精いっぱいですが、小学校高学年にもなれば、自分のドロドロしたところ、嫌なところ、情けないところなど、「いいがたい自分の心境を言語化しよう」とします。

自分の思いのたけを綴ることで、心の整理や心の浄化ができるからです。

ただし、子どもが小学校5年生になったら、親は子どもの日記を絶対に見てはいけません。

5年生になると、子どもは「親の前にいるときとは、まったく違う自分」を持つようになります。

親が子どもの日記を見ているうちは、子どもは「自分の本音をさらけ出す」ことができません。

 

昨日の記事(【本紹介】東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?)では、日記をつけさせないと書きました。

これは、小学校低学年までに「続ける=ツラい」を刷り込まないようにするためということでした。

もしもやる場合は、本人の様子を見て行うのがいいと思います。

実際、息子も年中の春ころに毎日絵日記を書いていた時期がありました。
最初は楽しく書いていましたが、ある日、毎日書くことに疲れてきたように見えました。

それからは、「何か初めてやったことがあったら書く?」と強制はしませんでした。

小1のいまは、毎週末、学校から絵日記の宿題が出ています。
冬休みには絵日記1枚と毎日1行の日記を書く宿題が出ました。

わたしは今でも毎晩日記を書いていますが、息子も大きくなるにつれ、書きたくなったら書けばいいかな?と思っています。

名文を書き写させる

「花まる学習会」には、名文を書き写す教材で『あさがお』と呼ばれているものがあるそうです。

日本の名文、詩、唱歌や童話などの文章を写すことで、日本語の語感、リズム、詩的な表現を味わうことができます。

書き写しは「読む」よりも時間がかかりますが、そのぶん、言語知識が子どもたちの頭に深くしみ込んでくれるのだそうです。

 

名文の書き写し…わが家はこれをまったくやっていません;

宿題では先生が書いたものの書き写しがありますが、名文ではなく漢字を覚えるための文にすぎないという。。

ちゃママ感想

言葉の源になるのは、実際の「原体験」

実際の「原体験」を言葉にする練習を積むと、表現の正確さ、説得力、描写力を高めることができる。

「実際に、体で体験して、それを自分の言葉で言語化する」

その繰り返しこそが、国語力を育む近道なのだそうです。

 

書写に関しては、国語力UP!小学生の「書く力」をつける学習法とはで書いていますが、齋藤孝さんの本にもよく名作、名文に触れることの大切さが書かれています。

ヨコミネ式でも、書写や日記を書かせることをすすめていました。
(ヨコミネ式はこちら→子どもにある、4つの「やる気スイッチ」とは

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