【世界標準の子育て】子どもの「考える力」を育てる方法

こんにちは、ちゃママです。

「世界標準の子育て」とは、つまりどんな能力を伸ばす子育てなのか。

昨日は「自信」「考える力」「コミュニケーション力」の3つのうちの「自信」について書きました。
(昨日の記事⇒子どもの「自信」を育てるために知っておくべきこととは

今日は「考える力」について、年齢別に気になったところを書こうと思います。

 

考える力のある子どもは、物事を深く思考し、判断し、また自分の意見を表現することができるそうです。

自分の「強み」は何なのか、自分は何を信じるのか、自分はどんな人生を送りたいのか。

子どもが自分らしい人生を追求していくには「考える力」を育てることが必須です。

0~6歳

「考える力」の土台となるのは、「言葉の力」です。

言葉を扱う力が弱ければ、思考もそれなりにしか育ちません。

言葉のシャワーを浴びせる

赤ちゃんの周囲に「言葉」という刺激が少ないと「言葉は生きるために必要ないもの」と脳が認識してしまい、頭脳が言葉に対してあまり反応しないように育ってしまいます。

脳の配線工事は「6歳まで」90%が完成すると言われており、この時期は生きた言葉の刺激を大量に与えることが重要です。
親や周囲の人が子どもの世話や遊びを通して言葉をたくさんかけてあげれば、言葉に応じやすい頭脳が形成されます。

 

四六時中テレビをつけっぱなしという環境は要注意です。
機械音では赤ちゃんの言葉は育ちません。
子どもが言葉を最初に身につけるときは、「信頼できる相手とのコミュニケーション」が必要なのです。

「赤ちゃんに何を話しかけたらいいのかわからない」という場合は、「実況中継」をしてください。
母親がしていることや考えていること、子どもがしていることを言葉に出すのです。

本の読み聞かせをする

子どもの「考える力」を高める最高のアイテムは、「本」です。

6歳までに本好きな子どもに育てることができれば、子どもの言語教育はほぼ成功といって良いでしょう。
子どもは読書を通して語彙を増やし、知識を増やし、理解力を深め、思考力を高めていくことができます。

 

子どもを本好きに育てるための大切な取り組みが「絵本の読み聞かせ」です。

絵本の読み聞かせは0歳からスタートさせてください。読み聞かせは「眠くなる時」がベストタイミング。

子どもがストレスなく本を読めるようになるには最低1年かかりますから、逆算すると(遅くても)5歳から文字教育を始めることが大切です。

小学校1年生までに「本好き」に育てることができれば、「自分は勉強ができる⇒負けられないからがんばる⇒もっとできるようになる」というプラスのスパイラルに入ることができます。

 

文字を教え始める最適期は、子どもが「絵本に興味を持ったとき」です。
一般的には3~4歳のころです。この時期の子どもにも字を教えるときは「遊び」でなければなりません。

文字を覚えるのは「ママと遊ぶ楽しい時間」と子どもが感じている状態が理想です。

息子、見事に本好きになりました。

わたしは息子が0歳のときから読み聞かせを続け、自分のやっていることを実況中継し、2歳までは朝と夕方のEテレを少し見せる程度で、自分の言葉をたくさん聞かせてきました。

今ではわたしが図書館で借りてきた”息子が好きそうな本”を、自分から読んでいます。(ドラえもんのマンガ本も含む)

7歳のいまだから振り返ることができますが、「遊びで文字を覚える」といえば、こどもちゃれんじの効果は大きいと思います。

ベネッセ「こどもちゃれんじ」をやるべきか?でも書きましたが、絵本を何度も読んだり、エデュトイで一緒に遊んだりしたことで、たくさんの言葉に触れられたと思います。

7~12歳

小学校時代は「自分で考える力の育成」に取り組む時期です。

読書や新聞で知識を広げることに加えて「なぜ?」「本当?」という問いを親子の会話で増やします。

読書させる

9歳までは多読をさせて読書力を強化する。

欧米では、9歳が読書力を身につける臨界期だと考えられています。
9歳までに十分な読書力が身についていないと、具体的思考から抽象思考へ、直接体験から間接体験へとシフトしていく授業内容についていけなくなります。

小学校低学年は、とにかくたくさんの本を読ませて、活字に対する抵抗感をなくすことに重点を置きます。

 

10歳からはノンフィクションへと読書の幅を広げます。
高学年からは、内容をより深く理解させることへと読書の重点をシフトしていきます。

本に並行しておすすめなのが、新聞記事(最初は子ども新聞でも構いません)を1つ、子どもと一緒に読むことです。

子どもが興味を持ちそうな記事を1つ見つけて、親子で読むことを日課としてください。
さらに、読んだ内容について子どもと意見交換をしてみましょう。

「考える力」は、人と意見を交換することによって効果的に身につけることができる、ということを家庭で教えてあげてください。

算数を先取り学習する

算数は、論理的思考力を育てる教科です。
余計な背景知識を必要としない教科なので、教え方次第でいくらでも先に進むことができます。

小学校卒業までに目標とすべきは、「3学年上のレベル」
つまり、小学6年生で中学3年生レベルの算数力を目指してほしいところです。

上海、香港、シンガポールの子どもたちは国際平均よりも「3年先」に進んでいます。

計算プリントに取り組ませて数字への抵抗感を取り除く。
計算がスラスラできるようになったら文章題に取り組ませる。

選択させ、説明させ、明晰に思考する習慣をつける

子どもは自分で選ぶことによって自分の好き嫌いを認識できます。
また、モノを大切に扱うようになります。

親子の会話では「空気を読まない」ようにします。
例えば、「あれ取って」「あれって何?」というふうに、わからないフリをして「質問返し」をしてください。

小学校高学年からは言葉ゲームで考える力を鍛えます。

    • もし〜だったらゲーム「もしどこでもドアがあったらどこに行く?」
    • 究極の選択ゲーム「貧乏な幸せと金持ちの不幸、どちらがいい?」
    • あなたならどうするゲーム「買い物をしたときにおつりが50円多かった。さあどうする?」

 

このような遊びをしていくと、子どもは自然と自分の考えに、理由をつけて話すようになります。
自分の意見を明確にする、という表現力が身につくのです。

わが家はこれからも読書を継続するのが大切そうですね。

そして算数の先取り…これは悩むなぁ…
「教え方次第」…うーん、、うまく教えられる自信がないです。。

さっそく言葉ゲームをやってみた話は、最後に書きますね。

13~18歳

ティーンエイジャーは受験や就職など、人生の初めて「重要な選択」をする時期であり「考える力」が試される時期です。

自分の頭で考え、自分で選択し、自分で行動する。親は子どもを信じて見守る姿勢を保ってください。
軌道修正が必要なときは、親目線でなく「一人前の大人」として敬意を持ってアドバイスを与えてください。

自分と向き合う経験をさせる

進路の選択、行動の選択、「自分にとって良い選択は何か?」という問いを常に心に留めて生活するように子どもにアドバイスしてください。

この習慣があると、周囲に流されそうになったとき、不本意な選択をしそうになった時、子どもがふと立ち止まって考えるようになります。

子どもに強みを伝える

子どもがどんなことに興味があるか、将来どんな道に進みたいのか、子どもの「強み」や「興味」をどうしたら活かすことができるのか、親子で進路について話し合う機会を持ちましょう。

子どもが「本当にやりたいことを見つける手伝い」を、親の力を使って最大限サポートするということです。

選択で子どもが迷っている場合は、親が子どもの「強み」や「長所」を具体的に伝えてあげてください。

「なぜ?」を考える力をつける

欧米では、ディベートは学校教育の一部となっています。
意見交換をすることで自分の思考の偏りや思い込みに気づき、「世の中には多様な考えがあるんだ」ということを実感できます。

つまり、「考える力」と「相手を受け入れる力」、この2つを学ぶことができるのです。

ディベートのポイントは、相手を言い負かすのではなく、論理的に思考し、合理的に判断する力を鍛える、ということです。

親子の遊びの延長ですから、感情論や口ゲンカにはしないでください。
あくまでも「なぜそう考えるのか」を深く考えること、自分の考えを論理的に説明する力をつけることが目的です。

13歳からとなっていますが、子どもの成長には個人差があるので、様子を見ながら取り入れるのがいいでしょうね。

ちゃママまとめ

「考える力」は、人と意見を交換することによって効果的に身につけることができる。

息子は「道徳が一番好き」と言うので理由を聞いたら、

「みんなの意見が聞けるから」
「いつもと違う机の並べ方になるから」

ということでした。

1人の時間を持ち、1人であれこれ考えることも大切ですが、みんなの意見を聞いて「そういう考え方もあるのか」と思うことは、多方面から物事を見ることになり、自分の頭の中の世界が広がりますよね。

 

子どもが論理的な思考ができるようになるためには、普段からの親の声かけが大切です。

↓こちらも、ぜひ参考にしてください。

子どもが「論理的思考力」を身につけるため親がするべき7つの質問

先ほどの言葉ゲーム。息子に聞いてみました。

「貧乏な幸せと金持ちの不幸、どちらがいい?」

「え?貧乏だけど幸せ。不幸なのはイヤだから」

「買い物をしたときにおつりが50円多かった。さあどうする?」

「もらう笑」

「返さないのかいっ!レジの人があとで店長に怒られちゃうかもよ?」

「おつりを間違った人が悪いでしょ」

「それはそうだけど…うぅーん。 もしどこでもドアがあったらどこに行く? 」

「ドバイ」

「ドバイ!?なんで?」

「いっぱい高級車が見れそうじゃん♪ワイルドスピードに出てきたし」

というわけで、論理的な思考かどうかは謎な答えでしたが、言葉ゲームや究極の選択は、低学年でもおもしろいのでやってみてくださいね☆

絵本の「読み聞かせ」を続けてきた結果