子どもが「論理的思考力」を身につけるため親がするべき7つの質問

こんにちは、ちゃママです。

わが家で飼っていたキリギリス

「キリギリスってこんな鳴き声なんだ!」

と、大人なのに新発見。

しばらく夜の鳴き声を楽しんでいましたが、逃がしてあげました。

ちなみに、先日6匹捕まえたバッタは翌日逃がし(笑)、カブトムシ3匹カタツムリ3匹はまだ共同生活しております…

 

さて、「論理力」というと難しいイメージがありますが、子どもが物事を筋道だてて考える力、つまり「論理的思考力」をつけるにはどうしたらいいのでしょうか?

「なんとなくそんな気がする」「なんとなく思う」では、相手を説得することはできません。

「こうだから、こう思う」と伝えることで、相手を納得させることができます。

たとえば親が、

「言うことを聞きなさい」

「ダメなものはダメなの」

「分かりきってることでしょ!」

などと言うと、せっかく子どもが自分の意見を言おうとしているのに、論理的に思考しようとする芽を摘んでしまいます

分かりきっていることは、本当によく考えたのでしょうか?

子どもの疑問を封じ込めているだけでは?

今日は、子どもが論理的に思考できるようになるために、親ができる声のかけ方を、本を参考にまとめてみました。

目次

子どもに質問をする

幼稚園や小学校で起こった話を聞いても、子どもの話はわかりづらいときがあります。

親が上手に質問することで、自分の話はどんな部分の説明が足りなかったのかがだんだんわかってきます。

1.5W1Hを質問する

5W1Hとは、

  • いつ(When)
  • 誰が(Who)
  • どこで(Where)
  • 何を(What)
  • なんのために(Why)
  • どのように(How)

です。

5W1Hで欠けているものがあったら、やんわりと質問しましょう。

  • 「それは、いつ?」
  • 「誰がそうしたの?」
  • 「どこで?」
  • 「なんのために、そうしたのかな?」
  • 「どんなふうにしたの?」

などと聞きます。

2.「なぜ、そう思う?」

普段から、親が子どもに自分の意見を言うときは、

「~だから、~なんだよ」

根拠を言うようにします。

そして例えば、子どもが何かを欲しがったら、

「なぜ欲しいの?」

と聞きます。

小さいうちは「おもしろいから」「〇〇ちゃんが持ってたから」程度のことしか言えないかもしれません。

でも、だんだん「それを持っていれば~することができるから」などと、なぜそう思うのか、必ず根拠を考えるようになります。

3.「〇〇さんだったら、どう思うだろうね」

人によって考え方が違うということは、子どものころから教えておかなければいけないことです。

「おじいちゃんだったら、どう思うかな」

「先生は、どう思うだろうね」

子どもの考えは一方的なものでしかなく、ほかの視点があるということをわからせます。

4.「それは、どういう意味なの?」

定義を考えて話をさせるために、

「それは、どういう意味なの?」

と思い出させることも、しっかり考えることにつながります。

また、略語や流行語などを使って話しているときも、

「その言葉はどんな意味?」

と聞くことで、言葉に対して敏感にすることができます。

5.「それには、悪い面はないの?」

物事にはプラス面とマイナス面があると、子どもにわからせておくことは必要です。

プラス面しか見ていないときも、マイナス面があることを考えさせることで、物事にはいろいろな面があると考えることができます。

また、良いことのつもりで行動しても、悪い結果になる可能性があることを知っておけば、対応しやすくなります。

6.「どうなればいいの?今どんなところが不満なの?」

理想と現実の差をしっかりと認識させます。

いまどのような状態が理想で、どうなって欲しいのか、何が足りないのかを言うことで、はっきりと認識するクセをつけることができます。

7.「どうすればいいんだろうね?」

どうすれば理想に近づけるのか、子ども自身が認識することが必要です。

そして、そのための対策を子どもに自分で考えさせます

ちゃママまとめ

以前、

子どもの「話す力」を伸ばす、意外な方法とは?

で、子どもの話す力は、親が「聞き上手」になることが大切だと書きました。

声のかけ方によって、子どもが自分で考える力(論理的思考力)も養うことができるのですから、上手に質問できるようになりたいですね!

余談・・・

昨日の話のつづきを…

帰宅した息子に話を聞きました。

「Rくんまだ怒ってた?」

「いや、全然。忘れてたみたい」

「そうなの!?」

「”やっぱりあげられない”って言ったら無視っ!」

「無視!?でも仲良く学校に行ったの?」

「うん、仲直りした」

というわけで、Rくん…

「一生遊ばない!」

なんて息子に言ったけど、感情的にその瞬間に出た言葉だったのですね。

忘れている様子なのに、わざわざ自分の気持ちを伝えた息子(笑;)

ひとまず解決です!

そもそも…小1ってこういうもの?

お騒がせしました!m(_”_)m

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