こんにちは、ちゃママです。
昨日は、ちゃママが小1の冬休みを前に思うことを書きました。
がっ!
実は2週間ほど前、
「最近困ってることはないの?」
と聞くと、話し始めました。
目次
隣の席の女の子に困惑
2学期は、2回席替えをしました。
席は先生が決めていますが、2回とも隣の席になったのがMちゃん。
(クラスは30人近くいるのに…;)
そのMちゃんに悩まされていました。
Mちゃんは朝読書のときに、
「ほかの本より国語の教科書を読んで!」
「教科書は最初から読んで!」
などと、何かと息子に指示してくるのだそうです。
「オレはもう国語の教科書は後半のほうを読みたいのにさ…」
「え?じゃぁ後半を読めばいいじゃん(笑)。なんで読むところを指示されないといけないの?」
「怖いんだもん」
「怖い?なんで?;」
班での話し合いのときなど、息子が何か意見を出すと、
「うるさい!」
「黙ってて!」
と言われるそうで、
「じゃぁなにも話し合えないじゃん(笑)」
「そうだよ、だからだいだい女子の意見が採用されるんだよ」
「なんだそりゃ;」
「女子強すぎ…」
と…。
息子が脱線した話やふざけた話をした可能性もありますが、とにかく発言はMちゃんに遮断される様子。。
ほかにも、算数の問題をスラスラ解いていると、
「もっとゆっくりやってよ!」
と言われるそう。
「それは、自分が速く解けないから言ってるんじゃない?」
と励ましたものの、
「あぁ、、早く席替えしたい」
「早く冬休みになって欲しい」
「Sちゃんよりも厄介…」
「女の子ってめんどくさい…」
と言う始末。
「Mちゃんは学校に来るのが遅いから、朝読書はMちゃんが来るまで好きなところを読んでる。Mちゃんが来て見つかったら、最初から読まないと怒られる。あ~もうヤダ~」
「最近Mちゃんが、学校に来るのが遅いって先生に注意されて、早く学校に来るようになったからホント最悪だー」
もうMちゃんの支配下ですね。
ジャイアンに言い返せないのび太というか、なんというか…。
どう対応したらいいのか
そもそも、
「どうして教科書は最初から読んでって言うんだろうね?」
「知らない」
と話した翌日、息子が「なんで?」とMちゃんに聞いたそうです。
すると、
「いいから!」
と言われたと。。
「(理由ないのかいっ)」
わたくし、いろいろな育児書を読んできましたが、そういえば「女の子」の成長に関してはほぼ知りません。
子どもの脳は同じような発達段階を経ていくのだろうけど…これは形成された性格の問題??
そもそも、わたしは息子に「うるさい!」と言ったり怒ったりしたことが……ないかもしれません。
大声で謎のテンションで騒いでいるときでさえも、
「ちょっと、ちょっと、うる~…うるさいくらい騒がしくてにぎやかだね~!」
と笑って言ってるし。
そもそも子どもはうるさいものだから、怒ることではないし。
話しているときに「うるさい!」と息子の話を遮断したこともないし。
静かにしてほしいときは、なぜそうするのか理由を伝えてきたし。
だから、息子は人に「うるさい!」と言われ慣れていないと思います…。
「自分が言われたらイヤだとか思わないのかな?」
「思わないんじゃない?」
「思わないから人に言えるのか…。じゃぁそのまま”自分も言われたらイヤでしょ?”って教えるのは?」
「また”うるさい!”って言われそう」
「うーむ、、たしかに。。」
なぜ息子にアレコレ指示するのか、理由はあるの?
ただなんとなくなの?息子が言うことを聞くから?
って、話にならないな…
息子が距離を置きたいという気持ちがものすごくわかる。毎日命令されたらイヤだよね。
その前に、強く言えない息子も息子ではあるが…
もう二学期も終わるし、三学期の席替えを待つしかないのかな?
なんて思っていました。
それからも、「今日も怒られた」の毎日。ようやく明日、終業式です(涙)
本音と建前を教える
7歳くらいまでの子どもの脳は、感情を隠すとか、状況に合わせて情報を取捨選択するといった段階まで発達していないので、思ったことを何でも口にします。
育児書に書いていました。
それでも外で言ってはいけないことは、早い時期から子どもに教えるべきだと思います。
息子ももちろん幼稚園で思ったままのことを言ったことがあります。
実際、お友達とケンカして頭にきて、
「たしか年少のときに、”死ね”って言っちゃったことあるんだ」
と教えてくれたことがありました。でも、
「そっかぁ、、あんまり頭にきたら、気持ちを抑えられなくて言っちゃうこともあるよね」
「ママも”大っ嫌い”ってお友達に言っちゃって、あとで後悔したことがあったよ」
と共感したあとで、「それでも外では(人には)言ってはいけないことがある」ということを教えました。
もちろん一度だけではありません。
なので、お友達に向かって「バカ」とか「アホ」とか、見た目に関する悪口などは言っていないはずです。
(↑見ていないからハズ)
でも、感情を押し殺したままではつらいですよね。
大人の世界でも、本音と建前があるのは当たり前で、本音を吐き出せる人に話すと楽になったりしますよね。
息子にとって本音を吐き出せる人、今はそれがわたしです。
だから、息子は頭にきたことを家ではガンガン言っています(笑)
「ママ、悪口言っていい?」
「いいよ(笑)」
「〇〇くん、ほんとムカつく!ボッコボコにしたい!」
「鼻が東京タワーって言われた!あいつはもう友達じゃない!ぶん殴りたい!」
などなど。
ジャイアンの影響!?というくらい、かなり暴力的なことも言いますが、家は本音が言える場所。
ここで「そんなこと言うんじゃないの!」と言ってしまうと、「僕が思っていることは、ママなら思わない悪いことなんだ」と思ってしまい、親に本心を隠すようになってしまいます。
親に内緒にしたい本音を持つようになる思春期までは「親には何でも言っていい」と思わせないと、親密なコミュニケーションをうまく取れないそうです。
本当に相手を殴るような子に育てていないし、わたしの前では何でも言っていい、その代わり人を傷つけるようなことは言わない。
これは大事だと思っています。
ちゃママまとめ
「本音」や「建前」は、学校では教えてくれないこと。
脳の発達をただ待つのではなく、
「外では言ってはいけないことがある」
「自分が言われたらイヤなことは人に言わない」
親に教えられれば、子どももわかると思います。
こうして少しずつ「本音」と「建前」を使い分けられるスキルを身につけることは、話す力やコミュニケーション能力が育つと思います。
そんな子は、友達作りだってうまくいくのは明らかですよね。
Mちゃんが「思っても言ってはいけないことがある」と知っていれば、息子に
「頭がデカい」
などとは言わないハズ…
息子は言われても「全然平気」とは言っているけど、やっぱり少しは傷ついていると思います。
もう「言いたいやつには言わせておけ」って思っている様子ですけどね。
何を言うのかではなく、何を言わないでおくか。
これができるのが大人ということなのかもしれませんね。
人のふり見て我がふり直せ。
息子はさらにお友達に「言ってはいけないこと」を学ぶでしょう!
それにしても、入学当初は「どんな子とでも付き合える子になってほしい」と思っていましたが、わたしも考えが変わってきました。
たまたま同じクラスの隣の席になっただけですもんね。合わない場合もありますよね。
(⇒人間関係で悩んでいる子どもに教えるべきこととは)
自分を苦しめる人とは離れたくなる、、当たり前ですよね。
そのうち、「そんなこともあったね!」となるかもしれないけど、息子の苦悩は早く取り除いてあげたいと思うわたし(+_+;
そして、以前紹介した「おしえてアドラー先生」の本を思い出しました。
たしか、「10人いれば、2人くらい合わない子はいる」と書かれていたような?
もう一度、図書館から借りてきてみようっと。