あえてゲームを使って「時間管理能力」を育てる方法

こんにちは、ちゃママです。

 

先日、わが家のゲームのルールを決めました。

ゲームに夢中でも集中力がつく!?わが家のルールを決めた話

平日のゲームは1日1時間ですが、その結果どうなったのか。

目次

ゲームの時間を守る息子

ルールを決めた翌日。

帰宅後、わたしが図書館で借りてきた本をすぐに読み始めました。

それから20分読み続け、

「いや~おもしろい!」

「ホント!?なんか好きそうだな~と思って」

そして、次々と本の内容を教えてくれました。

「カンディーって知ってる?」

「あ、ガンジーのこと?日本ではガンディーよりもガンジーって言う人のほうが多いかな?」

「サイババは?」

「うわっ!なんか久しぶりに聞いた!懐かしい!アフロの人?」(←知識が乏しい母;)

「うん、これ」

そして、「〇〇って××なんだって」と教えてくれたり、「ココ見て!」と本を見せてきたりしますが、「え!?そうなの?」「ふ~ん、知らなかった~」「へぇ~おもしろいね!」など、息子のアウトプットに協力(^-^;

 

そんな読書のあと、宿題を終わらせてからタブレットでゲームをしていました。

わたしは夕食準備。

(あと10分くらいで1時間たつな~)

という頃に、なんと!自分からゲームをやめました

(お!?タイマーをセットしていなくても、時計を見てやめたぞ!?)

それから、ミニカーで遊び始めたのですが、すぐに段ボールでの工作が始まりました。

「ミニカーたちの”アジト”を作る!」

(アジトっていう言葉、どこで覚えたんだろう?笑)

ガムテープやハサミを使い、カッターで切るところはわたしが料理の手を止めて手伝い、

「あぁ~これだったら〇〇だから、どうしたらいいんだ!?」

などと、自分が納得するかたちを作るために試行錯誤。

「ごはんできたからそろそろ…」

「先に食べてて!」

というくらい夢中になっていました。

ゲームをやらなければ、違う遊びをするものなんですよね。

自分で予定を立てて実行する

ゲームは「やることをやってから」というルールでしたが、今日金曜日は少し多めに宿題が出ました。

自分の好きなことなら夢中になる息子ですが、家での勉強への集中力は15分程度

小1の宿題なので、量が多いと言っても集中すれば20分ほどで終わる量です。

でも「一度にやる」と考えると、ものすごく時間がかかるように思ってしまうのか、モチベーションが上がらない様子でした。

そこで、

「サンドイッチ作戦はどう?」

「サンドイッチ作戦?」

「音読と一人勉強をしたら、ゲームを30分やって、漢字の書写をやったらまたゲームを30分やるっていう。ゲームはトータルで1時間になればいいんだから」

「それいいね!」

と言うと、自分で紙に予定を書き始めました。

20(分) 一人べんきょう
15 ゲーム
10 かんじ
15 ゲーム
1 おんどく
30 ゲーム

そしてさっそく一人勉強にとりかかりました。

いつもは一人勉強ノートの最初に書く”めあて”や、最後に書く”ふりかえり”がなかなか書けずにダラダラしているのですが、パパッとやってしまいました!

そして予定通り、最後のゲームを30分やったあとはミニカー遊び。遊びながら、

「いや〜、なんかスッキリした~って感じ♪」

宿題がすべて終わっているのが気持ちいいと感じるのだとか。

「じゃあサンドイッチ作戦成功だね」

「うん!いいねコレ」

「別名、あればあり作戦とも言う」

クラーク作戦

「あはは!クラーク博士ねw」

ちゃママまとめ

「やることをやってからゲーム」

でも結局、親がやってほしいこと(ゴール)は、

  • 宿題を終えること
  • ゲームは1時間以内
なので、こんな方法もアリかな?と思います。

そのうちやっぱり最初に宿題をやってしまったほうがいいとなるかもしれませんが、最終的にどちらがいいかは、息子が自分で考えること

いずれにせよやるべきことを見える化して、時間を意識して行動することは、時間管理能力がつきますよね。

 

それにしても、ルールを決めたらゲームを自分からやめて別の遊びに時間を使うようになっている。

この自制心はすごいですよね?(←親バカ)

あっ!”コチョコチョの刑”がイヤなだけかな(^-^;

ゲームを完全にやらせないよりも「続きはまた明日」というのがいいのかもしれません。

 

しばらくはこのサンドイッチ作戦でいけそうだけど、この作戦、もし「もっとゲームをやりたいんだけど…」と言われたときは、「ワークを1回分やったらプラス○分ゲームをやっていいよ」などという交渉がしやすいかもしれませんね…(ぬふふ)

余談)子どもの「好き」を応援しよう

『インドのひみつ』を初めて読んだ日。

夕食後にも読んで、就寝前には読み終えてしまいました。

さらに翌日も「もう一回読もう、おもしろんだもん」と最初から読んでいました。

インドは幼稚園のころから興味があるようで、インドにも車のメーカーがあることを知ったり、日本の中古車(主に軽自動車)がインドで人気があることを知ったりしたためだと思われます。

好きなことは熱中できる。熱中できて一生懸命やることのほうが伸びる。
楽しんで、”すごいな”みたいな感じでどんどん興味が広がっていく。
それが広い意味での勉強。
しなきゃいけないものではなくて、基本的に楽しいと思うこと。
新しいことを知ることって楽しいじゃん。

とホリエモンが言っていましたが、息子も『車』を起点にどんどんいろんなことに興味を持って欲しいなと思います。

子どもの「どうして勉強しないといけないの?」に対する答えとは