【初耳学】成績が上がるお小遣い&ご褒美のあげ方とは

こんにちは、ちゃママです。

2018年4月22日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。

今回の白熱教室のテーマは「教育費は子どもにも負担をさせるべき!」でした。

 

林先生
「今日の話は、今年1月に発売された本をもとに進めていきます」

お年玉やお小遣いのなかから、子どもにも教育費を払わせるべき。

そう提唱するベストセラーの教育本。

この本の内容は、アメリカを舞台とするものだが、日本に置き換えて実践することも可能な教育法が多く掲載されている。

そのなかで、先生がもっとも共感したのは、「教育費を子どもにも払わせるべき」というもの。

目次

お小遣いのあげ方

林先生
「いま奨学金で苦しんでいる学生がたくさんいて、自己破産というのも起きているが、それとは別の話として進めていきます。

アメリカの大学の研究で、大学の学費を親が全額支払った生徒と、本人が一部を負担した生徒を比較した場合、後者のほうが“評定平均”が高い、つまり成績が良いという結果が出ている。

全額ではなく、少しでも本人に負担させると本人に自覚が生まれるのだと思う。

日本に置き換えるとどうなるか。

たとえば、いまお小遣いが月に1,000円だとします。

子どもが『ちょっと上げてほしいな』と言ったとき、A案はプラス500円で1,500円に値上げをするとします。

そのときにB案は『じゃぁ特別に2,000円にしてあげる。ただし、あなたの塾は高いの。少し自分で出してごらん』ということで、2,000円にしたけど、そのなかの500円を自分の塾代にまわす

このような形をとると、結果的にはどちらも1,500円のおこづかいで一緒になる。

2,000円のお小遣いのなかの500円は、全所得の25%。

子どもにとってはかなり大きいこと」

ご褒美のあげ方

林先生
「お金にまつわる子どもの成績を伸ばす方法として、絶対に取り入れたい方法がある」

子どもの勉強はカネやモノで釣る。

澤部さん
「ちょっと嫌なカンジ!」

林先生
「成績が良かったときに何かもらった経験があるかたは?」

emmaさん
「テストで100点を獲ったら500円というルールがあった」

中島健人さん
「5教科90点以上でゲームソフトとか」

林先生
「みなさんがおっしゃっているような、出た結果に対して賞を与える釣り方ではダメなんです。

これは研究結果が出ている。ハーバード大学の経済学者ローランド・フライヤー教授がアメリカの公立学校の4万人に調査をした。

良い成績をとったからとご褒美をあげても、そのあとの成績は上がらないということがはっきりわかっている。

出た結果ではなく、途中の気持ちや過程の努力などを褒めてご褒美をあげるのが有効

そうするうちに、がんばることが習慣になれば、大きな財産になる」

中島健人さん
「先生は2歳のお子さんがいるが、将来教育費を子どもに払わせる?」

林先生
「多少は自分に払わせる。うちの子はかわいそうですよね、『出来て当たり前』っていう“林修バイアス”にかかって世の中から見られるので」

中島健人さん
「“林修バイアス”って自分で言う?」(笑)

お金の教育は3歳から

林先生
「澤部さんのお子さんはいま何歳?」

澤部さん
「いま3歳です」

林先生
「ちなみに、“お金”という概念を子どもが理解し始めるのが、3歳ぐらいだという。何かお金の教育は始めていますか?」

澤部さん
「おままごとをするとき、うちの娘のピザ屋さんは現金がダメなんですよ。カード払いしか受け付けない」

(「えーっ!」笑)

ちゃママ感想

“子どもにも教育費を払わせる”というお小遣いのあげ方があるなんて!

いまは息子にお手伝いの対価として、月に100円あげていますが、のちのち検討しようかな?

お手伝いは学力の基礎!「フットワーク力」を育てるコツ

 

そして、ご褒美のあげ方はわが家でも実践してきました。

最初は「やっていない進研ゼミのワークがもったいない」で始めた「お金で釣る作戦」(^-^;

いまでも“進研ゼミのワークが一冊終わると100円”というのを続けています。

いつからか、ただ渡すのではなく、100円か120円か手に隠してどちらかを選ばせる“くじ方式”になり、勉強の習慣をつけるためにあの手この手です。。

それでも未だに(小1の5月ごろから)ほぼ毎朝、朝食前にワークをやっているので、わが家では効果がありましたよ☆

習慣をつけるには続けることが大事なので、量は少なくすることがコツです。
ご褒美作戦に関する記事はこちら↓

【経過】ご褒美効果で自分から勉強する子に育つのか? 子どものやる気が驚異的に上がるたった1つの作戦とは 小1息子にアノ作戦で「勉強の習慣」がついてきた話

余談)「言葉」のご褒美も有効

100点のテストを持ち帰ったある日。

「ねぇねぇ、ご褒美は?」

「100点を獲るだなんて、すごくがんばったね!おめでとう!」

「それで?何かないの?」

「え?いまの“すごくがんばったね!”っていうおめでとうのメッセージがご褒美だよ」

「えーっ!な~んだ」

「だって、いつもワークをやったり、学校の授業をきちんと聞いたり、宿題をがんばっているから100点が獲れたわけでしょ?」

と、普段努力しているからということを褒めました。

それでも本人は納得したようで、モノやお金は要求されませんでした。(ホッ笑)

 

脳的にも繰り返し褒めることが「やる気」を生むという話はこちら↓

【小学校低学年】脳の発達まとめ「やる気スイッチ」を押す方法

 

今回紹介された本・・・

「3歳でおカネの概要を理解、7歳までに使い方のセンスが決まる」など書かれているようです。

この前の旅行ではうまくお金を使っていたと思ったけど、息子のお金の使い方のセンスってもう決まっちゃったのかしら;

読んでみようと思います(>_<)ポチッ

 

親子で読むのにオススメの記事を見つけました。
マネーの達人のHPより↓
「将来お金で苦労しない子ども」に育てるお金の話 お子さんと一緒に読んでください

やってはいけない!子どもへの間違った「お金の教育」 【初耳学】日本は義務教育でお金の授業をすべき! 【初耳学】お金が貯まらないのはキャッシュレス派より現金派! 【お金の教育】フリーマーケットで自分のお金を使って学んだこと