こんにちは、ちゃママです。
今日はPTAの用事で学校へ行ってきました。
帰り道。
小3男子のひとりっ子ママSさんと同じ方向だったので、途中まで一緒に帰ってきました。
目次
負けてくやしいとは思っている
運動会で息子の青組は優勝しましたが、Sさんの子は2年連続最下位でした。
「『くやしくないの?』って聞いたら『くやしいよ』って言うんだけど、顔も態度も全然くやしそうじゃないんだよね」
「あぁ…なんかわかります…」
「闘争心がないっていうか、負けず嫌いじゃないっていうか…」
「息子も徒競走で3位以内に入れなくても『みんな速かったー』って言ってて、くやしいというよりはしょうがないみたいな感じでした;」
「うちは運動会の前にパパと走る練習をしたんだけど、厳しすぎたのかそのあと泣いててさ…」
「えーっ!それはできないのがくやしかったのかな?」
「そうだと思うけど、わたしは“くやしくて泣くのはいいぞ!”って思っちゃったんだよねw」
「あはは、くやしいと思うことで負けず嫌いの精神が育ちそうっていう」
「そうそう」
「そこって悩みますよね…苦手なことをがんばらせたほうがいいのかな?とも思うけど、大人になってから走って競争することはないしw、誰にでも苦手なことはあるから無理強いしないほうがいいのかな?とも思うし」
「そうなんだよね」
息子も闘争心がない
ホンマでっかTVでは、ひとりっ子は“内に秘めている闘争心が一番強い”と言われていました。
でも息子の闘争心はどうなんだろう?
過去の息子をふり返ってみると、5歳のころは人生ゲームなどで負けると、くやしくて目にいっぱい涙をためていました。
でも8歳のいまは、泣くことはなくなり「くそー!」とくやしがる程度。その後も、もう一度挑んでくるというよりは、負けを認めることが多いような気がします。
走ることに関しても「速くなりたい」とは思っているようだけど、「あの子が1番速いでしょ、次はあの子で…」などと周りの子を認めています。
負けを認めることは「もう勝てないし」と、あきらめているようにも見えますよね。
その子自身を認めることが大事
親は、文武両道、勉強もスポーツも何でも努力して何でもがんばってできる子になって欲しいと願いがちです。
「苦手なことに対して一度も努力せずにあきらめるのはよくない。とりあえず、やるだけやってダメだったらあきらめたらいい」
という意見もあると思います。
子どもにはどんな可能性が眠っているのかわからないので、それも間違いではないと思います。
ただ、大人でも自分の苦手なことを克服することはとても大変ですし、やらなくてもいいことならば、やりたくないですよね(^-^;
小学校に入ると「あの子は声が大きい」「あの子は走るのが速い」など、幼稚園のときよりも個性が際立ったいろいろな子がいると感じます。
そんななか、息子は、
「オレは走るのは遅いけど、車のことなら誰にも負けない」
と話していました。
走ることは、自分が戦う分野ではないと思っているようです。
その代わり、ある日は、
「100問の計算テスト、クラスで2番目の速さだった」
「おぉーすごいじゃん!」
「1位は公文に行ってる子」
「そっか、公文に行けば計算が速くなるっていうからね」
「うん」
「行ってなくても2位なのはすごいよ。ま、間違えてないかどうかが一番大事だけどねー笑」
またある日は、
「そういえば、学校ではじめて百ます計算をやったんだけど、先生が『終わり』って行ったときに残り4問が書けなかった!」
「4問は惜しかったね!」
「〇〇くんは残り2問だけ書けなかったんだよ」
「へぇ~それもすごい!速いんだねー。やったことがあるのかな?問題に見慣れてないと難しいよね。(息子は)やったことがあったから良かったね」
一番ではなくても、今の時点での息子のがんばりを褒める。
闘争心が乏しくても、友だちのすごいところを認められるのはいいことだと思っています。(親バカかな?)
ちゃママまとめ
周りのママ友の話を聞く限り、闘争心に関しては一人っ子だろうが、兄弟っ子だろうが関係ないようです。
生まれ持ったもともとの気質もあるのでしょうね。
親が「〇〇くんに負けないように、練習しなさい」とか「〇〇くんみたいにがんばれ」などと他の子と比較することは、子どもの自己肯定感を下げ、いつも誰かを気にする自信のない子になってしまいます。
スポーツやなにかの競技をする場合、ある程度の闘争心は必要かもしれませんが、大人になってみると「自分がどれだけ成長できるか」という自分との戦いのほうが大事だと気づきます。
一人っ子の息子の性格からしても、闘争心をあおるよりは「次は時間内に全問解きたい!」などという向上心を育てたいと思いました。
向上心がある人のほうがポジティブ思考で、周りの人にも恵まれる気がするので(^-^)
ちなみに、運動神経は10歳ころまではまだまだ伸びるといいます。
走ることだけでなく、跳んだり投げたりさまざまなことを遊びのなかで体験させることが大切ですね。