【本紹介】マンガでわかる 今日からしつけをやめてみた

こんにちは、ちゃママです。

「すくすく子育て」に出演されることもある、りんごの木子どもクラブ代表・柴田愛子さんが監修する本を読みました。

えっ!?しつけをやめる!?
しつけをやめたらいい子になるってどういうこと?

と思いながら読みました。
(小学校入学前の子が対象の内容です)

その「しつけ」は効果なし

2、3歳の子どもに「人に迷惑をかけない」を教えることは、断言しますができません

できているように見えるのは、調教されているからであって、本人が「人に迷惑をかけてはいけない」と思って行動しているわけではないのです。

「人に迷惑をかけない」というのは、他人の気持ちを意識するからこそ成り立つものです。
2~3歳までの子どもには「自分」しか見えていません。自分の気持ちが一番大事なのです。

4歳くらいになると他人の目を意識し始め、自分が電車で騒ぐと寝ている人が起きてしまうなどがわかってきます。「恥ずかしい」という気持ちも芽生えてくるので、スーパーでひっくり返って泣いたりしなくなります。

5歳になるころには「この子からおもちゃを取ったら泣くからやめておこう」とか「こんにちはって言った方がいい場面だな」みたいなことがわかってきます。

つまり、心と体の準備ができていない2~3歳の子に他者の気持ちを理解させるのはまだ早いのです。

できないことでも、親が強要すれば多少はできるようになります。

「ごめんなさいは?」と迫れば「ごめんなさい」と言います。でも全然納得していません。

心がともなわない「ごめんなさい」は、大人を満足させるだけの方便なのです。

子どもの発達には順番があります。

「ごめんなさい」が言えるようになる前に、自分の気持ちや人の気持ちに気づくというステップが必要なのです。

この本のいいところ

「公共の場」「遊び食べと好き嫌い」「片づけ」「自己中心的」「乱暴」など、子育て中にどんな親でも一度は悩むようなことを、まずはマンガで紹介しています。

わたしは怒鳴ったことはありませんが、マンガに出てくるこの“心が折れそうな気持ち”はよくわかるので、思い出して少しウルっときました。

子どもと一生懸命向き合えば向き合うほど気になることが増えて「子どもをいまきちんとしつけなければ、あとから困るのはこの子だ」と思ってしまうんですよね。

そんなマンガのあとに柴田先生からのアドバイスが載っています。

子どもには発達段階があるので、無理やりしつけようとするのではなく、成長を見守りながら子どもの気持ちを大切にしてあげることが大切。

5歳ころまでは、大人が知恵を使っていろいろな方法を試してみるのがいいといいます。

この本の「あれ?」と思うところ

公共の場のエピソードのなかで、子どもが電車のなかでひっくり返って泣き出しても「寝たふりをした」という母親の話が載っていました。

「知らん顔をする、開き直る手もある」と書かれていましたが、さすがにそれは勇気がいるというか、迷惑だと思いました。

また、マンションなどで「子どもの足音がうるさい」と言われたら「引っ越しましょうよ」と書かれていました。

実際に、家よりも子どものほうが大事だと引っ越した人の話が載っていました。

たしかに子どもの発達のことを考えると、動きを制御し続けるよりはいい方法かもしれませんが、現実的にはできない人のほうが多いと思いました。

他のアイディアとして「下の人と親しくなる、それでもダメならケンカするという選択肢もある」と…。
ご近所さんとのケンカは、子どもにいい影響を与えるとは思えない派のわたしは「あれ?」となりました。

ま、あくまでも柴田先生の考えであり、いろいろな考え方があるんだなぁ程度で読み進めました。

ちゃママ感想

この本は、いろいろな子どもを見てきた柴田先生の「子どもってこういうもの」という現実と対策(知恵)、こんな親や子どもがいたという実例が載っています。

小学校入学前のお子さんがいるかた向けの本ですが、読みながらわたしもいろいろと思い出しました。

書いてほしくない紙に息子が絵を描こうとしたときは、

「その紙じゃなくて、こっちの紙なら思いきり描いてもいいよ」

と、カレンダーの裏などもっと大きい紙を与えたり、投げてほしくないものを投げたときは

「これならあっちに投げてもいいよ」

と、オーボール や柔らかいボールを渡したりして、よく代替案を出していました。

どうしてもやって欲しいことは、

「すみませんが、~してくれませんか?」

などと敬語を使ってみたり、

「さすが~だね!」

褒め殺ししてみたり(笑)

「ダメ!」と行動を制御したり、無理やりやらせて調教するよりも、大人は知恵を使う。

「ちゃんとしつけなきゃ!」とがんばりすぎているママは、ぜひ読んでみてくださいね☆

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