【初耳学】勉強ができる子のノートほど汚い!大切なのは◯の整理

こんにちは、ちゃママです。

セキのしすぎで腹筋が切れそう…(風邪ひき中;)

 

さて、2018年7月23日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。

今回の白熱教室のテーマは、「勉強ができる子のノートほど汚い!」でした。

林先生
「たくさん生徒を見てきた中では、優秀だと思う子の字は汚いことが多い

つまり、お子さんがノートを書いているのを見て、『きれいに書きなさい』と強制的におっしゃるようなご両親はどうなのかと」

親が子どもにノートをきれいに書かせることを強要することを、林先生がぶった切る!

字がきれい=優秀ではない

林先生
「ぼくの気持ちを代弁してくれるような記事を見つけた。これはぜひ皆さんにご紹介しようと」

”勉強ができる子のノートほど、汚いもの”9割の親が知らない「頭が良くなるノートの取り方」
出典:村上綾一/ダイヤモンド・オンライン(2014年9月1日付け記事)

ロンブー淳さん
「先生は自分の子どもに『字をきれいに』とは言わない?」

林先生
「ぼくは言わない」

ロンブー淳さん
「『書道へ行きなさい』とか」

林先生
「強制はしない。ただ本人が『字をきれいに書きたい』『書道をやりたい』と言ったらやらせる。

では実例を紹介します。超有名な進学校の生徒の答案用紙。

開成高校の生徒の答案

答案の中身は優秀でした。

こんなのは特別じゃないかと思うかもしれないが、また別にご覧いただきたい答案がある。

ぼくが採点をしたものだが、

林先生の元教え子の答案

この子はぼくの教え子で、非常に優秀な成績で、らくらく東京大学の理Ⅲに受かった女の子の答案です。

本人は背も高くてかわいい。抜群に優秀。

一方で、また別な答案」

ロンブー淳の答案

アンミカさん
「賢い人に字がきれいな人もいるじゃん」

ロンブー淳さん
「これ…オレだな。前に受験したときのやつ」

アンミカさん
「あの落ちたやつ?」

ロンブー淳さん
「そう、落ちたやつw」

林先生
優秀な人の字が汚いというのは、実はいまに始まったことではない」

ベートーヴェンの手書きの楽譜

林先生
「”エリーゼのために”という有名な曲があるが、”テレーゼのために”だった。字が汚くて読み間違えて”エリーゼのために”と言っている。(諸説あり)

けっして”字が汚いほうが良い”と言っているわけでもなければ、”字がきれいなのがダメ”と言っているわけでもない。

とくに学問においての字は、”知を整理する”ほうが大切だということ。

このように4つに分けることができるのではないか。

1は知の整理が上手で字がきれい。2は中身がしっかり理解できていないのにノートだけきれい。
3は何を書いてあるのかわからない上に、本人も理解していない。4は汚くて他の人から見たら何を書いてあるのかわからないけど、本人のなかではしっかりと整理できている。

過去の優秀な生徒を見ていると、4のほうが1よりも多いなと。

自分のまとめかたがあって、”自分が分かれば良い”から僕はこれでいいというタイプの子が優秀な子に多い

それなのに『きれいに書きなさい!』というプレッシャーを与える。とくに3にいる子に言うと、3→2→1とはなかなか行けない。

だったら大事なことは、”書いていることが理解できている””理解しやすく情報をまとめている”かどうかという、3→4→1のルートで行くのがいいかなと。

4で止まっても何も問題はない。

それなのに『きれいに書きなさい』ということを3の子に周りが強制すると、ノートはきれいになっても中身を理解していない。

自分なりの”知の整理法”が身につかない。それは意味のない時間になる」

ロンブー淳さん
「今度字を汚くしようと思って、2から3にいきそう」

澤部さん
「それは最悪ですよ」

ちゃママ感想

ノートは自分なりに知の整理をするために利用するもの。

小学校低学年はまだ筆圧が弱く、消し方も上手ではないため、子どものノートを見るとつい「もう少しきれいに書こう?」と言いたくなりますよね。

子どもの字が汚い!3つのNGワードとは

↑の記事もぜひ参考にしていただければと思いますが、「ノートに書くことが勉強」だと思わないようにするためにも、親の声かけは気をつけたいものですね。

 

ちなみに、息子の授業参観に行ったとき、先生が「はい、ここは1行開けます」などとノートの書き方を教えていました。

低学年のうちは黒板に書かれたことを正しく写すことが大切になりますが、中学年からは「覚えてから書く」のが大切だといいます。

授業の内容を理解しないまま、ただ板書されたものを書き写す”ミテウツシ病”には注意したいものですね。

参考 ”勉強ができる子のノートほど、汚いもの”9割の親が知らない「頭が良くなるノートの取り方」

「どういう目的でノートをとるか」。

ノートのことに関して、子どもへのアドバイスの参考になりそうな本もあります。

子どもの字が汚い!3つのNGワードとは 子どもの能力をつぶす「親の7つの勘違い」とは

今回紹介されたダイヤモンド・オンラインで記事を書いた村上綾一さんの本もオススメです。

【本紹介】「自分から勉強する子」が育つお母さんの習慣