こんにちは、ちゃママです。
2018年10月16日放送の「美と若さの新常識」を見ました。
「ちょっと気になる 韓国スリム&ビューティー」と題して、韓国の美と若さの秘訣が紹介されました。
韓国といえば、肌も髪もきれいな女性が多いイメージがありませんか?
韓国女性は美と若さのためにどんなことをしているのか、韓国伝統の知恵が紹介されました。
番組初の海外ロケに行ったのは、ピカ子さんと和田明日香さん。
目次
食べ方”すっきり美人”
食のテクニック①「混ぜる」
ビビンバとは、混ぜるごはんという意味。
訪れた屋台のビビンバは、麦ごはんと白米の上に17種類のナムルや漬物、生野菜などの具材を乗せ、カンデンジャン(味付けみそ)とコチュジャンを乗せて完成。
これをよく混ぜて食べます。(1人前約500円)
よく混ぜることで野菜をたくさん食べられるのです。
食のテクニック②「包む」
次に訪れた焼き肉店の人気メニューは豚の焼肉。
頼んでもいないのに肉のほかに運ばれてきたのは、大量の野菜です。
”サム”と言って、肉やにんにくなどを包んで食べる韓国ならではの食べ方です。
(サムとは包んで食べるという意味)
包んで食べるのは定番のサンチュとえごまの葉。
もともとは漢方の生薬であるトウキや青汁の材料として使われてきたケール。
キャベツや昆布は包んで食べやすいように湯がいてあります。
すべてを合わせると23種類にものぼります。
野菜は何枚でも重ねてOK。この食べ方だとたくさんの野菜が食べられるのです。
野菜の量を計ってみると、2人前で681g。1人あたりにするとおよそ340g。
たったの一食で、日本人の1日分の野菜の量(約291g)を超えています。
しかもお替わりは自由なのだそうです。
その結果、韓国の人は日本人よりも野菜を1日あたりおよそ2倍も食べているのです。
さらに、肉料理だけでなく刺身なども野菜に包んで食べるのが定番。
韓国の地方によっては天ぷらも野菜に包んで食べるそうです。
温め”しっとり美人”
続いて訪れたのは、チムジルバンというサウナ。
チムジルとは温めてほぐすという意味で、バンは部屋を指す言葉です。
施設の中にはさまざまなサウナがあり、炭の部屋では空気の汚れを吸着してくれる炭が天井や壁に敷き詰められていました。
さらに床は足元から温まる床暖房(オンドル)になっています。
ある調査によると、韓国の女性たちが自分のカラダのなかで自信のあるパーツだと答えたのが「肌」で27.3%と一番多い結果になりました。
ちなみに日本人女性は「自信があるパーツはない」と答えた人が最も多いという結果でした。
もともと韓国の人々は600年ほど前から伝統的なスタイルのサウナに親しんできたといいます。
そして多くの女性たちが日ごろの習慣として、カラダを芯から温めて汗をかくことで肌がきれいになると信じてきました。
体を芯まで温めると血流が促進されます。
すると、血管の内側にある内皮細胞が刺激されて一酸化窒素が出されます。
一酸化窒素は血管を拡張させる力があります。そのため、さらに血流が良くなるのです。
日本でも、日ごろからサウナを利用しているという18~86歳までの女性30人の血管年齢を調べたところ、実年齢以下の人が22人でした。
キムチで”さっぱり美人”
韓国の国民食といえばキムチです。
キムチは白菜や大根などの野菜を塩漬けにしたあとに、トウガラシなどの薬味で漬け込んで発酵させた保存食です。
そんなキムチに含まれるキムチ乳酸菌(nF1)は、免疫力を高めて病気を未然に防ぐ効果があることがわかりました。
乳酸菌は大きく分けて2種類あります。
ヨーグルトやチーズに含まれる動物性乳酸菌は、牛乳などの豊富な糖をエサをして菌が繁殖しやすいあたたかい環境で育てられます。
一方、キムチに含まれる植物性乳酸菌は、エサとなる糖が少ない野菜で育ちます。さらに塩分や酸が強く、寒い場所に置かれます。
そんな厳しい環境で育った植物性乳酸菌は、強い生命力を持っているため胃酸に強く腸に届きやすいことがわかりました。
(動物性乳酸菌でもトクホをとっている商品は乳酸菌が腸まで届くと期待できるそうです)
キムチ以外ではすぐき漬けやしば漬けが植物性乳酸菌を含んでいるそうです。
植物性乳酸菌は60度を超えると死んでしまいますが、死んでも免疫には効果があることがわかっています。
(豚キムチ炒めやキムチ鍋でもOKということですね)
同年代の人と比べて毛穴が目立っていた女性に、キムチを1日50g、3週間食べてもらいました。
すると、3週間後には目立つ毛穴の数やシミの数が減りました。
乳酸菌の働きで腸内環境が整った結果、肌へのプラスの効果が働いたのだと考えられるそうです。
市販品のキムチは、本当に発酵しているものと、発酵風のものがあるそうです。
いまはぬか漬けなどでも発酵させずに調味料で味付けをしているものがあります。
パッケージに乳酸菌の情報が書いてあるものや、食べるタイミングで味が違う商品は発酵して乳酸菌が増えている状態なのだそうです。(賞味期限に近づくにつれて酸味が増しているなど)
ちなみに植物性乳酸菌は強いので、1ヵ月以内くらいは冷凍しても乳酸菌が生きているそうです。
野菜たっぷり簡単ビビンバ
今回も、和田明日香さんの料理レシピが紹介されました。
「韓国風まぜまぜボウル」のレシピはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/133/307351.html
ちゃママ感想
野菜の摂取量が圧倒的に多くてビックリしました。
キムチは好きな人にとっては、1日50gならば続けられそうですよね。
わたしは漬物もキムチも苦手なので、動物性乳酸菌とサウナやお風呂でカラダを温めることを意識していきたいと思います♪
ちゃママ
昔はグリーンカレーや石焼ビビンバを食べ歩き、マイ七味を持ち歩くほど辛いものは平気だったんだけどなぁ…
もう一生分を食べてしまったのかもしれません;
美肌のためには毛細血管が大切という話はこちら↓
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