こんばんは、ちゃママです。
息子と同じ、小学校1年生の男の子がいるママと話をしていたら、
「まだたま〜におねしょするんだよね…。オムツをはかせて寝てるけど、いつになったら卒業するんだろう…」
と相談されました。
子どもたちの成長過程のなかで、「おねしょ」「吃音」「チック」など、ちょっと困ったクセや振る舞いが見られることがあります。
これを、専門的には「問題行動」と呼ぶそうです。
問題行動と言われると、悪いことのように感じます。
ところが、結論から言うと、何もしなくてもいつかはやらなくなるものだし、何かをしたから早くやめるというものでもないのだそうです。
目次
男の子に多い問題行動
1.チック
まばたきや首振りなど、特定の動作を繰り返すもの。
幼児期に始まり、学童期にもっとも強くなり、半数は中学卒業までに治まる。
2.おねしょ
おねしょをする子は今もかなりいる。
ほとんどは遅くとも小学校6年生くらいまでには治る。
3.吃音
多くは幼児期に起きる。
ごくまれに長期に続くことがあるが、ほとんどは自然に消失するので、周りの大人が干渉しないのが得策。
4.性器をいじる
指しゃぶりをしたり、耳たぶを触るのと同じように、自分のカラダの一部の感触を楽しんでいる状態。
場所が性器だから気になるだろうが、そっとしておけばいい。
5.夜驚症・夢中遊行
両方とも寝ているときに起きる。
夜驚症とは、とても驚いたり、追いかけられているように感じて叫び声をあげたりする。
夢中遊行は、ドアを開けたり歩き回ったりと複雑な行動をとる。
いずれも起きたら何も覚えていない。
ほとんどが思春期までには治まる。
見守ることが大事
八王子中央診療所所長で小児科医の山田真先生によると、
「子どもなりに何か必要性があってしていることなので、無理やりやめさせると他の良くないことに繫がる可能性がある。黙って見ているのが一番いい方法」
なのだそうです。
ママ友が困っていたおねしょも、怒ったからといってすぐに治るものではありません。
これらの問題行動。
思春期が来ても治まらないようなら、それから専門医を訪ねても遅くはないそうなので、まずは何もせずに見守るのがいいそうです。
ちゃママまとめ
問題行動は問題ないとは言っても、「吃音やチックは心理的な問題の表れ」「おねしょが治らないのは愛情不足」などという説を聞くと、不安になってしまいますよね。
でも、大人が気にして指摘するなどすると、子どもはますます気にしてしまいます。
「大丈夫、必ず治るから」「心配しなくてもいいよ」という気持ちで寄り添ってあげるのがいいのかもしれませんね。
余談)息子のおねしょ
育児日記を振り返ってみたら、息子は2013年9月1日(2歳5ヶ月)のお風呂のあとから「パンツ」を履くようになっていました。
「いつからパンツマンになるの?」
「9月から〜」
と、2歳4ヶ月だった本人に聞いたんですよね。
カーズのマックイーンのパンツを履かせたその日の夜から、念のため夜だけはオムツにするということもしなかった私。
寝る前にトイレに行くと、朝まで大丈夫なことが多かったので「膀胱が大きいのかな?」と勝手に思っていました。
そんな息子ですが、やはりこれまでに、3回くらいはおねしょをしたことがあります。
そんなときでも、責めることはせず、
「お洗濯すれば大丈夫だから」
「あらら、気持ち悪いよね、着替えようか」
などと、さりげなく接してきました。
本人が一番「やっちゃった!」と思っているし、怒って治るものでもないんですよね。
大人になってもオムツの子はいないので、カラダの準備ができれば必ずはずれます。
親が子どもの成長を待ってあげることが大切ですね。
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