「親子学習」を上手に長く続ける5つのコツとは

こんにちは、ちゃママです。

先日、漢字テストがあった息子。

いちおう前の晩に、出題範囲から問題を出してみました。

すると、書き順を間違えて覚えている漢字があったり、「見」の2画目など曲がる部分が丸みを帯びていたり…。

漢字は書き順どおりに書くことで、バランス良くきれいな字を書けると思うので、すぐに正しい書き順を覚えさせました。

そして、

「ここはカクッと角をつけて書くと、きれいな字に見えるよ」

「ハネるところをしっかりハネると、かっこいい字になるよ」

とアドバイス。

こんな小さなアドバイスだけで、かなりきれいな字に変わりました。

ちゃママ

あぁ…やっぱり学校に任せっぱなしではなく、見てあげたほうがいいな…

と感じました。

 

そんな今日このごろ、

図書館で借りた本の中で、和田秀樹さん”親子学習”についての記事を見つけました。

今日はその記事を参考に、親子学習についてまとめてみました。

目次

親子学習を長く続ける5つのコツ

親子学習とは、塾や家庭教師などに任せきりにせず、親が子どもと一緒に勉強する学習法です。

受験勉強や学力向上という視点だけではなく、子どもの生活面での成長や、親子のコミュニケーションなどにもメリットがあると言われています。

そんな親子学習を上手に長く続ける5つのコツとは?

1.生活習慣をチェックする

規則正しい生活習慣を身につけることは、子どもの心や発達に欠かせないのはもちろん、学力を向上させるためにも大切です。

朝食を食べない、就寝時間が遅いなど、子どもの生活の乱れが続くとイライラの原因にもつながり、落ち着いて勉強に集中することができません。

また、睡眠や食事は脳の発達にも密接にかかわっていて、睡眠時間が短いと記憶力が低下するということもわかっています。

まずは基本的な生活習慣が確立されているかチェックしましょう。

2.勉強する習慣をつける

家庭学習を毎日行うことは、子どものうちから勉強する習慣を身につけるという意味でも非常に重要です。

社会が複雑になり、進歩もめまぐるしい現代は、社会に出ても、どんどん新しい知識を吸収していかないと取り残されてしまいかねない時代です。

子どものうちに毎日少しでも勉強をする習慣をつけておくことは、大人になってからの財産にもなるといえるのです。

3.子どもの「わからない」に気づく

子どもがなぜ勉強嫌いになるかというと「わからない」からです。

わからないのは、勉強のやり方がその子に合っていないのです。

「自分はできない」と子どもが思っているとしたら、どこかでつまずき、わからないところがあるからです。

それに気づくのは親の仕事

「どうしてそんなこともできないの」と叱るのではなく、「このやり方はダメなんだ」と教え方を変えてみる。

1つの方法がダメなら、別の方法でと試行錯誤し、工夫と努力を重ねながら「わからない」を克服していくことが大切です。

4.「できた!」体験を増やす

子どもに自信をつけさせる最も良い方法は、達成感を与え、「できた」体験を数多くさせることです。

一度「できない」と思い込んでしまうと「能力がない」と、どんどん勉強から離れてしまいます。

小さいころにどれだけの「できた体験」をさせてあげるかが、勉強への意欲を持たせるためのカギ。

そのためには、家庭で市販のドリルや親のお手製テストなどを使って、テストをどんどんさせていきましょう。

どんな子でも良い点を取ればうれしいですし、「自分は勉強ができるんだ」と自分の力に自信が持てます。

できたらさらに難しい問題に挑戦させ、もっと勉強ができるようになるために努力を重ねていくことが何より大切だということも伝えていきましょう。

5.親子のコミュニケーションの場にする

子どもの心の発達に欠かせないのは、親との良好なコミュニケーションです。

親に大切にされている、自分の存在を受け止めてもらっているという安心感があれば、勉強にも集中できます。

学力を向上させたいと思ったら、良好なコミュニケーションを取ることで子どもの心を支えることが大切です。

そう考えると、家庭学習こそ親子のコミュニケーションの場としてぴったりなのです。

しっかり子どもを見て「どこがわからないか」「どうすればできるようになるか」を一緒に考え、親子のコミュニケーションを深めましょう。

親子で学ぶことは必要

和田秀樹さんによると、

親がわが子の家庭学習の先生になることは、子どもの力に合った個別指導を行えるという点でとても有意義です。

学校で教えてくれるのは「最低基準」のこと。
育った環境や思考回路もみんな違うのですから、全員が同じ学習法でよいはずはないのです。

子どもに学力をつけさせたかったら、親が教師となって家庭学習を行うことが不可欠です。
親はもっと教科書を見て、わが子の学力を把握し、わからないところに気づいてあげることが大切です。
そして、苦手を克服し「わかった体験」「成績が上がった体験」をどれだけさせてあげるかが学力向上のカギになります。

思うようにテストの成績が伸びないのは、復習のさせ方が足りないのかもしれませんし、問題集の選び方がまずいのかもしれません。
子どもをよく見て、得手不得手を踏まえたうえで、成績の伸びない原因を探し、理解できていないようなら別なやり方をしてみようと、試行錯誤しながら、ピッタリの勉強法を見つけることは、これからの親の大切な仕事なのです。

ちゃママまとめ

学校で教えてくれるのは最低基準のこと…。

最低基準がわからなくなってしまうと「勉強がきらい」になってしまう、わかる気がします。

勉強がつまらないと学校に行くことも辛くなってしまいますよね。

そうならないためにも、子どもの教科書やノート、テストの結果を見て、子どもの「わからない」をなくしていくことが大切ですね。

 

わが家は息子の性格的に、先取り学習はしていませんが、プリントでミスをして青丸がついてきたところは必ず確認するようにしています。

復習をして、あやふやなところは完全にしていく。

ひとまず、これをやっていきたいと思います。

余談

先日の漢字テスト。

息子は、

「100点だった。でも〇〇さんは44点だったんだよ」

と言いました。

「男」、「女」、「空」、「文」など10問程度の漢字テスト。
学校で習ったばかりの漢字でも「×」になる理由はなんだろう?と考えました。

もしかしたら、書き順を間違えていてバランスが悪かったのかな?
きちんとハネていなかったのかな?はみ出したのかな?そもそも書けなかったのかな?

 

最初に書いたように、子どもは素直なうちはw、少しの具体的なアドバイスで見違えるように良くなることがあります。

そして、前の日に指摘したところが良くなっていたら、

「お!今日はすごくよく書けてるじゃん!」

などと、褒めてあげるといいと思います。

子どもは「次も気をつけて書くぞ!」という気持ちになるのは想像できますよね♪

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