塾なし公立校からハーバード大を首席卒業させた子育て術とは

こんにちは、ちゃママです。

2018年6月11日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」を見ました。
そのなかの「高学歴な人は本当に幸せなのか?」というコーナー。

世界大学ランキング第3位の「ハーバード大学」と、世界の大学評価ランキングで音楽大学部門世界第1位の「ジュリアード音楽院」首席で卒業した日本人女性が紹介されました。

目次

公立高校出身の天才少女

ジュリアード音楽院には、世界数十か国から音楽界の金の卵たちが大集結しています。

この春、そんなジュリアードを、首席で卒業したのが廣津留すみれさん(24歳)。

クラシック好きな両親の影響で、わずか2歳でバイオリンをはじめ、全日本学生音楽コンクールや国際音楽コンクールでもグランプリを受賞。

高校生にして全米ツアーを経験し、クラシックの聖地・カーネギーホールでも演奏。

グラミーも受賞した世界的チェリスト、ヨーヨー・マからもオファーされ共演を果たした天才バイオリニストです。

実はすみれさんは、大分で自営業の両親のもと、ごくごく普通の家庭で育ちました

小学校、中学校、高校まで大分県の公立校に通っていました。

当時からその天才ぶりはすさまじく、4歳で中学レベルの英検3級に合格し、当時の最年少記録を樹立。

高校生で英検1級に合格。プロの通訳に相当する英語力に成長しました。

ちなみに、ハーバード大学の試験とは、

すみれさん
「普通にテストを受けて、小論文を2本書いて、自分の成績を出して、メールで提出する」

SAT(大学進学適性試験)という日本でも受けられるアメリカの共通テストで、数学・読解・ライティングの3科目の学科試験を受験。

もちろんすべて英語ですが、その成績をWebで提出し、さらに、

すみれさん
「面接はスカイプでやる全然ボストンに行く必要はない」

天才少女のお母さんの子育て術

そんな世界レベルのW首席を育てたお母さん・廣津留真理さん(←バブリー世代)。

子育てのキーワードは「刺激をGET」

バブリー世代がつねに刺激を求めていたように、わが子にも刺激的な経験をたくさん積ませたいということ。

この日は親子1か月ぶりの再会でニューヨークランチへ。

母・真理さん
「どうなってるの?グーグルカレンダー」

突然”抜き打ちスケジュールチェック”がはじまりました。

すみれさん
「6月前半ライプツィヒコンサート、6月後半テキサスのサンアントニオ…(行事たくさん)、8月末ニューヨーク戻り。すきま時間がほとんどない」

バイオリンの演奏やらミーティングやら、分刻みでスケジュールがつまっています。

ところが、

母・真理さん
「メールを返信する時間は入ってないの?このすきまは何?」

多忙なスケジュールのわずかなすきま時間を、ガンガン指摘して追い込みます。

実はこれが、子育て術の大切なポイント。

母・真理さん
「5分って大切。たとえば、単語帳5分読んで、5分漢字見て、5分音符読んでと、次から次に、どんなにやりたくても終わったから『はい、じゃあ次』と、違うことをするのを繰り返すと『あ!この時間で相当いっぱいできる』というのがわかる」

たとえば、1時間単位で組んだスケジュールと比べて5分きざみのスケジュールは、子どもが飽きる前に次の刺激を得られるので、12倍もたくさんのことができて、より勉強の効率がアップするというのです。

母・真理さん
「子どもがストレスに思うか、『やったー刺激~』と思うかというのは、絶対育てられ方も関係あると思う」

子育てで大切なこととは

そんな真理さんは、地元大分で英語教室を経営するバリバリのキャリアウーマン。

その指導方法も刺激的で、

母・真理さん
「年長さんや小学校1年生でも、初めて来た日に高校1年レベルの教材を渡す。子どもは『難しい』という概念がないので、一緒にやっていたら出来て、帰るときは『byebye』みたいな。

お母さんが『先生これ、関係代名詞が入っていますけど、うちの子に難しくないんですか?』ということはあるが、自分の子どもができはじめて納得してくれる。最初はやっぱり衝撃を受けるみたい」

この刺激指導で、生徒をイエール大学など海外の有名大学に入学させたり、英検1級に合格させたりと、その実績は本物。

評判を呼び、入塾希望者が予約待ちだという。

そんな母・真理さんが、子育てをするうえで大切にしている考え方とは?

母・真理さん
「子どもにも一生モテたい。バブリー世代の生きがい」

子どもにモテる親でありたい。

母・真理さん
「ずっとデートしているようなもの。」

好きな相手とデートするときのように、オシャレをしてメークをきめて、美味しいレストランを予約する。

娘にとってそんな刺激を与えられる母でありたい。

母・真理さん
「モテたいから常にヒールを履くとか、美術館やコンサート、歌舞伎とかはガンガン連れて行った。ちょっとモテたかな?」

そんなお母さんに育てられたすみれさんは、プロのバイオリニストの道に進むと思いきや、

すみれさん
「自分でビジネスをやりたい」

音楽を生かしたマネジメントビジネスを立ち上げるべく、現在マンハッタンで自分のオフィスを探している真っ最中。

母と同じく経営者としてすみれさんは第一歩を踏み出そうとしています。

ちゃママ感想

番組ではミニスカートにハイヒールという姿などから「バブリー母ちゃん」なんて呼んでいましたが;、わたしは『育てられ方』という言葉が響きました。

子どもが物事をプラスに捉える子になるのか、マイナスに捉える子になるのか。
勉強を楽しいと思う子になるのか、つまらないと思う子になるのか。

私たち親は子どもにどんな環境を与え、どんな声かけをするべきなのかなど、また考えさせられました。

 

「刺激」…

そういえば、わたしも息子にさまざまな刺激を与えるべく、毎日のように外遊びに連れ出していました。(忘れてた…)

子ども「感性」を磨くためのたった1つのポイント

「男の子は小さな恋人♪」なんて思って、いろんなところに出かけてきたけど、何歳まで手を繋いで歩いてくれるんだろう?(淋)

あ、話が脱線。。。

 

それにしても、お母さんが英語が得意というのは強いですよね。わたしはその時点で脱落ぎみ。。

でも「子どもは(英語が)難しいという概念がない」

もしかしたら、先入観を与えてしまっているのはなのかもしれませんね。気をつけよう。

脳科学的には、子どもが英語や外国語を効率よく身につけるには8~10歳が黄金期だといいます。

わたしも息子と一緒に英検5級から始めてみようかな?

 

公立高校&塾なしからハーバード大学へ。

妊娠中に育児書を200冊を読み、家庭学習を極めた達人ともいえる廣津留真理さんの著書はこちら↓

こちらの廣津留真理さんの記事は必読っ!
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56020

 

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