こんにちは、ちゃママです。
先日、息子が遊んでいるときにケガをしました。
「HSCを育てるために大切な13のこととは」でも書きましたが、「超」がつくほど痛みに弱い息子。
今回も手当てするのにひと悶着&ひと苦労でした(+_+;
目次
外遊びでケガ
3日ほど前のこと。
学校から帰ってきて遊びに行った息子。
門限までまだ時間があるなか、インターホンが鳴りました。
玄関のドアを開けると、一緒に遊んでいたはずのKくんでした。
「(息子)、ケガした~」
「えっ!?どこで?」
と外に出てみると、息子が片足を引きずりながら歩いてきました。
よく見ると足には何か所も擦ったあとがあり、一番ひどいのがふくらはぎの内側で、絆創膏が2枚貼ってありました。
「ブロック塀から落ちた」
「うわわわ…(痛そう;)、とりあえず帰ろうか」
あくまでも冷静に対応する
家に入って傷の状況を確認。
「この絆創膏はKくんがくれたの?」
「うん」
「そっか、でも剥がして少しきれいにしてからじゃないとパッドは貼れないよ?」
「えぇーやだっ!痛いの!」
「それはわかるけど、ひとまず剥がそう?剥がすなら自分で剥がしたほうがいいよね?」
ものすごく痛がりながら絆創膏を剥がした息子。
かすり傷はまさに大きさも見た目もバーコードのようになっていて、血と体液が出ていました。
「さっとシャワーして汚れを落とそう?」
「ヤダ!痛いもん!」
と言って半泣きのグズグズが始まりました。。
(やっぱりそうなるよね…←慣れている)
「じゃぁ濡らしたティッシュで少し拭かせて?」
「えぇっ!?やだ!」
「周りだけでも拭かないとパッドがくっつかないよ」
「やだ!」
そう言われながらなんとか少しだけ周りを拭いたものの、あまり汚れは落ちません。
「痛いんだって!もういいから早く貼って!(怒)」
久しぶりに感情のコントロールができずにイライラMaxの息子。
ここで(なんでわたしが怒られる?)と思っても息子と戦いません。
あくまでもギャーギャー騒ぐことではないと、冷静に対応します。
「んじゃもういいか、このまま貼ろう!」
土や砂はついていないようなので、結局そのまま貼ってしまいました。
それからは、ケガをしたほうの足はつま先だけつくようにして、壁やテーブルに手をついて伝い歩きをしていました。
痛いのは演技か本当か
さらに、次の日の朝も壁伝いで足を引きずって歩いていました。
「いやいやいやw、もうそこまで痛くはないでしょ?」
「まだ痛いんだって」
「そうなの?」
傷が深いのかもしれないけど(←結局傷口をじっくり見れず;)、わたしの経験から、学校まで歩けないほどの傷ではないと判断。
かすり傷程度で学校に車で送っていくのはさすがに甘やかしすぎだと思ったので、
「そのペースで歩いて行くならいつもより早く家を出ないとね」
と言ったら、3分くらい早く家を出て行きました。
少し変な歩き方だったけど、(見えなくなったら意外と普通に歩いていたりして…)と思いながら、後は追いませんでしたw
そして、帰ってくるころに外から声が聞こえたので窓から見てみると、けっこう普通に歩いていました。
なのに!
家の中に入るとまた少し足を引きずって歩いていました!
パッドの箱に”痛みをやわらげる”って書いてたんだけどなーw
心配してほしいとか、気にかけてほしいとか、甘えたい気持ちもあるのかもしれませんね。
ちゃママまとめ
本来なら傷口をきれいにしてからパッドを貼るのが良かったのでしょうが、
「痛いものは痛いよね」
というスタンスで共感することで、コントロールできなかった感情も穏やかになっていきました。
ここで親が「我慢しなさい!」「~しないとダメ!」などと言って子どもの感情を押さえつけたり、「弱いな~」「泣き虫」などと人格を否定してしまうと、
「これくらいのことを我慢できない自分はダメな子なんだ…」
と自己肯定感が低くなってしまいます。
自分に自信が持てず、劣等感が強くなると何事にもネガティブな思考になってしまいますよね。
子どもを変えようとしても変わりません。親がそのままの子どもを受け入れることが大切ですね。
ちなみに、その日は体育があって跳び箱をしたそうです。そして、休み時間にはマラソンをしたそうです。
大丈夫じゃん!(笑)
と思っても突っ込まずに話を聞きました。
息子が人一倍痛がりなことは急には治りませんし、親が治せるわけでもありません。
いつからか転んでも泣かないようになったように、さまざまな痛みを体験するうちに我慢できるようになり、強くなっていくのだと思います。
でも、あまりにオーバーな演技は滑稽すぎて笑ってしまうから、できるだけ普通にしてほしいちゃママでした(^-^;
傷がきれいに治りますように☆
傷を早くきれいに治すためには、モイストヒーリングが常識になっています。
詳しくは、キズパワーパッドのHPへ。
http://www.band-aid.jp/kizupowerpad/
昔マキロンで消毒して激痛を味わったのはなんだったんだろう…うぅ~ん、昭和;
わが家ではいざという時のために、サイズ違いを2~3種類買い置きしています♪
肌にフィットしやすいと感じるのは、テープの素材が優しいケアリーヴ!オススメです。
ちなみに今回は↓のパッドを使い、寝ている間に剥がれないように包帯を巻きました。
粘着剤不使用で柔らかい素材なので、肌の弱い子にオススメです。
余談)ちゃママも痛みに弱い
実はわたしも昔から痛みに弱く、注射はもちろん苦手。
大人になってだいぶ慣れましたが、採血のときなどは心拍数が上がっていると思います。
TVのハプニング特集の痛い映像や蹴る殴る系の映像(プロレスや格闘技、ボクシング)なども、痛そうで見ていられません。
でも、HSPのことを知ってからは、痛みに強い人と弱い人がいるのは生まれ持った気質のせいなのかもしれないと思うようになりました。
そしてHSP関連の本を読みながら、中学生のときのことを思い出しました。
友だちが「看護婦を目指す!」と言ったときに、
(人のカラダに注射針を刺すなんて、痛すぎてわたしには絶対できない…)
と思ったのです。
実際にわたしが痛いわけではないけれど、その人の痛みを想像してしまうんですよね。
敏感な気質の人(HSP)は、他人との境界線が薄く、他人の痛みを自分の痛みのように感じてしまうといいます。
大人になるにつれて、だいぶ境界線を引けるようになりましたが、すぐもらい泣きしてしまうのはそのせいもあるのでしょうね。
HSPではない親にとって、子どもがあまりに痛がることは理解できないかもしれませんが、異常に痛みに弱い子はHSCなのかもしれませんよ。
HSCの気質を知れば、今まで感じていた違和感が消えるかもしれません。
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