こんにちは、ちゃママです。
2018年12月9日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。
今回の白熱教室のテーマは、「一流企業が採用したいのはオタク!」でした。
林先生
「僕の知り合いの超有名企業の採用担当者も『今はシュッとした優等生よりも、どちらかと言えばオタク気質を持った学生を採用する』とはっきり言っていた」
いま、エリートよりもオタクが求められる時代。
企業の採用人事にとどまらず、社会のあらゆるシーンでエリートたちよりオタクが高い評価を受けているという。
オタク気質のゲスト2人の前で、オタクがウケる理由を徹底解説!
(立川志らくさんは懐メロオタク、市川紗椰さんは鉄道オタク)
目次
オタクが高評価な理由
林先生
「ではなぜいま企業がオタクを重視するようになったのか。
ときどき授業でも話すが、現代の知のあり方にある。
全体的なことが広く浅くできれば良いとされていた時代、知の横の広がりを横線で示します。
━━━━━
その横線に対して、どれくらい掘るか。何か少しは深く知っている分野は欲しい。
すると、こういう人↓
┳┳┳┳┳
が、いろいろなことを要領良く知っていて、いろいろな人と繋がっていける。
ただ、どこも深くはない。
一方で、横の広がりはせまいが、自分の詳しいところは掘り下げて知っている。
━┳━
┃
┃(←縦棒が長いT字のつもり)
横の広がりは、実はいま簡単にネット(検索)で補うことができてしまう。
となると、深い部分を1つ持っている人ということになる。オタクは『やめろ』と言っても掘り下げる。
だから、いまの時代にあったT型の知を自分の内部に持っている、それが評価される時代が来ているのではないかと」
プライドが高い
林先生
「さらに、こんな分析がある」
林先生
「市川さん、マニアやオタクの人たちは、譲れない分野においては意見を必死に伝える?」
市川紗椰さん
「そうですね。自分たちの知識の見解に対するプライドがあるから、何度かケンカをしたことがある。
最近だと和田岬線の103系の引退の時期はいつなのか?というのを語り合ったり」
千原ジュニアさん
「今年いっぱいでいいんじゃない?」
市川紗椰さん
「まだダメです、ダメです」
林先生
「僕の記憶ではたしか和田岬線って、日本で一番営業係数が高い…」
千原ジュニアさん
「もうエエわ!」
※実際高いが、国土交通省にはデータがないとのこと
(スタジオ笑)
林先生
「これはあるキャリアコンサルタントの方が書いた記事にあったが、ある企業で新入社員たちを数班に分けて合宿を行った。
そしたらなぜかオタクばかりが集まった班ができてしまった。
誰もが『あの班はちょっと厳しいんじゃないか』と思って見ていた。
しかし、新商品の㏚戦略を考えてプレゼンするなどの課題を与えてみたところ、なんと、ことごとくその班が好成績を出した」
澤部さん
「オタクの人と普通の人のケンカではダメ?」
林先生
「日本人にとっては美徳という面もあるが、一般の人は空気を読む。
みんなの様子を見て顔色をうかがって、ここで自分が言うと『言い合いになって面倒くさいな』とスーッと引いてしまう。
いまの時代、そんなことでは良いものは生み出せない。
自分が自信のある分野、プライドを持っている分野の意見をぶつけ合って、その中から生まれてくるものが価値のある時代になってきた。
だからさっきの会話。
オタクの人が熱く言い出すと、一般の人は引くから議論にならない。
ぶつかり合いのなかで『でも君、◎△×※$!』(←林先生なりのオタクのしゃべり方のマネ)」
志らく師匠
「ものすごくバカにしてる!笑」
(スタジオ笑)
ちゃママ感想
最後に林先生はわざと独特なしゃべり方を披露していましたがw、オタク気質だけでなくコミュニケーション能力も必要ですね(^-^;
たしかに、何かのオタクには勝てないです。
「マツコの知らない世界」を見ていると、さまざまな分野にオタク(詳しい人)がいて驚きます。
オタク気質の人は、
- 物事に没頭できる
- 根気強く続けられる
- ブレない
- 好奇心・探究心がある
というイメージがあります。
好きなことはそれが苦労だと思わずに努力できるんですよね。
オタクになるためには、他者に妨害されない環境が必要です。
ホリエモンの言っていた「子どもの没頭を邪魔するな」という言葉を思い出しました。
息子はいまだに車が好きですが、これから全然違うものに深くハマる可能性もあります。
学校教育で平均的な、平凡な人にならないためにも、これからもハマりそうなものは否定せず、好奇心の芽をつぶさないように見守っていきたいと思いました。
ちなみに最近は、
「ドラえもんよりもブラックジャックのほうがおもしろい」
と言って、寝る寸前までブラックジャックを読むくらいハマっています。
もちろんドラえもんもまだ読むけれど、少しずつ成長しているんでしょうね(^-^)
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