こんにちは、ちゃママです。
毎朝学校に、お友達と行ったり、一人で行ったりしている息子。
最近、いつもよりも3分早く家を出ないと、お友達に置いていかれることが発覚しました。
学校についても早すぎて、まだ校門が開いていないというのに「一緒に行きたいから」と、さらにバタバタな朝になっています。
お友達・・・息子が迎えに来るまで待っててくれたらいいのに、なんで行っちゃうかな?;
そんなわけで、息子の睡眠時間が足りない気がしている今日このごろ。
睡眠、食事、運動、家族の会話など、生活習慣は脳に大きな影響を与えるといいます。
そこで今日は、子どもの脳のコンディションを整える生活習慣を5つ紹介します。
目次
十分な睡眠
脳の記憶をつかさどる「海馬」の成長は、睡眠の量にはっきりと影響を受けることが分かっています。
厚生労働省の調査によると、夜10時以降に就寝する子どもが年々増加しており、4~5人に1人が睡眠になんらかの障害を抱えているというデータも出ています。
また、きちんと睡眠をとっている子どもは、慢性的に寝不足な子どもよりも海馬の体積が大きく、基本的な記憶力も優れているそうです。
ただし、寝すぎは睡眠の質を低下させる恐れがあるので、適正な時間ぐっすり眠ることが大切です。
読み聞かせは脳に効く
読み聞かせは、脳の聴覚野、視覚野、言語野など、さまざまな部分を刺激します。
想像力を膨らませたり、親の読み方や声の調子から、感情の動きを学んだりする効果もあります。
本はどんなものでもOK。子どもが途中で質問したら、その都度答えてあげましょう。
想像力を成長させる助けになります。
必ず朝食をとる
朝食を毎朝食べる子どもは、朝食を抜いている子どもに比べて学力が高いということは、世界中のさまざまな研究で証明されています。
さらに、朝食にご飯(米)を食べている子どもは、菓子パンを食べている子どもに比べ、IQ(とくに、理解力や記憶力に関係する言語性IQ)が高いという結果があります。
ご飯が脳にいいのは、菓子パンに比べて血糖値を緩やかに上昇させるからです。
つまり、より長い時間、脳にエネルギーを提供し続けられるのです。
玄米や雑穀米はさらに血糖値の上昇が緩やかになりますので、パンなら全粒粉やライ麦を使ったものがおすすめです。
就寝前に暗記学習
勉強した内容は、寝ているあいだに定着します。しっかり睡眠をとることが暗記力を向上させるのです。
睡眠時間を削って勉強しても、脳は覚えてくれません。
さらに、睡眠を勉強に活かすなら、勉強してすぐに寝ることが効果的です。
英単語や年号を一生懸命覚えても、そのあとにゲームをしたりテレビを見たりすると、それらが全部混ざってしまい(攪乱)、重要なことがうまく保存されなくなるのです。
暗記科目の勉強は寝る前に行い、そのまま寝る。これだけで勉強の効率は上がるそうです。
運動すると脳も成長
受験勉強のために部活動を制限させることは、脳の成長から見れば間違いだそうです。
脳には「可塑性」と「汎化」という特徴があるため、運動を一生懸命すると、脳のほかの部分も一緒に鍛えられていきます。
文武両道は、脳のしくみをうまく使った考え方だったのです。
勉強時間を増やす必要があるときは、運動するのをやめてしまうのではなく、運動する日数や、1回あたりの時間を減らして調整するのが正解なのだそうです。
ちゃママ感想
脳のしくみを利用することは、子どもの成績向上の助けになる。
科学でわかっていることなら、利用しない手はないですね♪
そして海馬の成長のためには、もう少し早い時間に息子を寝かせないといけないと思いました。
ちなみに、息子の朝食は基本的にご飯です。
「パンを食べたい」というときでも、最初にコロコロ”ミニおにぎり”を5個くらい食べてもらってからにしています。(ご飯にこだわる笑)
睡眠や運動については、以下の記事も参考にしてください。
睡眠について
【あさイチ】知って得する照明術で「子どもが寝ない!」を解決!
運動と学力の関係について
【必見!】運動をさせないと学業成績が上がってこない?!