こんにちは、ちゃママです。
息子のクラスでは、帰りの会で”その日1日よくできたことがある人”は、先生からシールをもらえます。
たとえば、あいさつの声が大きかったり、授業中の姿勢が良かったりした場合です。
連絡帳のうしろに貼ってあるので、帰ってきてから毎日チェックしています。
「お!シール増えてるじゃん、今日はどんなことでもらったの?」
「今日は”姿勢”でもらった。ほとんど”姿勢”だよ」
「へぇ~、がんばってるんだね」
「でも〇〇くんはいっつも姿勢が悪くて怒られてる。先生にも日直にも注意されてる」
「そうなの?座っていられないのかな?」
「もう、こんなんだよ!?」
(と、机に両腕を乗せ、猫背で上半身がもたれかかっている様子を実演)
「そうなんだ…先生も毎回注意するのはイヤだろうね…」
いつもいつも注意されていると、本人もイヤだろうな…
小学校1年生の時点で勉強が嫌いになってしまったら、その先の学校生活がどれだけ長いか…
と思ったのですが、いま読んでいる本(『世界標準の子育て』)に、まさに書いてありました。
著者は、子どもをただ学校に通わせているだけでは、勉強ができる子は育たないといいます。
目次
勉強ができる子には基本的な資質がある
調査でわかった「勉強ができる子」の資質をいくつかご紹介します。
- あきらめない子
- 自制心がある子
- 人の話を聞ける子
- 柔軟に思考できる子
- 正確さを追求する子
- チャレンジを恐れない子
勉強ができる子には必ず「良い学習態度」が育っています。
粘り強く努力を継続する力、集中して物事に取り組める力、人の話をよく聞く力、失敗を恐れないチャレンジ精神といったものです。
残酷なことを言えば、すでに小学校低学年の時点でこれらの学習態度が身についている子と、そうでない子とでは、学力がはっきりと分かれてしまいます。
コスタ博士が言う「資質」とは、まさに就学前に身につけるべき「非認知能力」のことですよね。
以前から、この目に見えない非認知能力が息子の中に育っているのか気になっています。
息子に非認知能力があるから姿勢よく話を聞いていられるのか、はたまた、先生が”怒ると怖い”から、怒られないように姿勢よく話を聞いているのか…
後者ならトホホ、、ですが、”姿勢がいい”と褒められることで、”また姿勢を良くしよう”という意欲に繋がるのならいいのかな?
学習習慣は家庭で育てる
学校はあくまでも「学問」を教える場であり、「学習習慣」を育てるのは親の仕事なのです。
家庭で訓練しておかないと、同じ授業を受けたとき、吸収できる量が変わってきます。
100%吸収できる子はどんどん勉強が得意になっていきますし、10%しか吸収できない子はどんどん勉強が苦手になっていきます。
100%吸収できる子は、たとえ有名な学習塾に入っていなくても、学校の授業だけでも十分に学力が備わるのです。
学習態度を決定するのは6歳までの習慣づくり
もしも、今みなさんがすでに子育てをしていて、子どもが「勉強嫌い」なのであれば、今から学習習慣づくりに取り組んでください。
決して放置せず、助けてあげてください。
宿題を見てあげる、わからない部分を教えてあげる、一緒に図書館に行って本を探すなど、毎日少しの時間でかまいません。
親がサポーターとなって子どもと一緒に時間を過ごしてあげることで、子どもは「がんばろう」という意欲を取り戻すことができます。
学校の先生とコミュニケーションをとって、今何を勉強しているのか、どこでつまずいているのか、どのようなサポートをすればよいのかなどを話し合ってみてください。
ちゃママ感想
『心が変われば態度が変わる、態度が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる』というのを聞いたことがありませんか?
学校でシャキッとできる心にするためには、早寝、早起き、朝ごはんはもちろん、1日の生活リズムを整えてあげることが基本だと思います。
家庭で育まれた学習態度が、良い学習習慣につながる。
そして、学校では先生の話を「聞く力」や自分の考えを「話す力」がとても大切です。
聞くことができないと、先生の話を理解できず、授業がつまらないものになってしまいますよね。
「東大生の親の90%が習慣的に子どもにやっていたこととは」
「学びの土台『話を聞く力』を伸ばす3つの方法」
「子どもの『話す力』を伸ばす、意外な方法とは」
で紹介したことを、ぜひ就学前に育みたいものです。
以下も参考にしてください☆
【重要】小学1年生から学習習慣をつける3つのコツ 【親子学習part2】小学校低学年のうちにやるべき3つのこと