【初耳学】学力テストNo.1!最も成績の良い学校の勉強法とは

こんにちは、ちゃママです。

2019年2月10日放送の 「林先生が驚く初耳学」を見ました。

その中で、「国語や理科で全国1位の県」が紹介されました。

その村で行われている林先生が認めた勉強法とは!?

目次

秋田県東成瀬村での取り組み

秋田県の南東に位置する人口約2600人の村、秋田県東成瀬村。

秋田県は、全国学力テストの成績が毎年上位にランクインしていますが、中でも2008年に当時の秋田県知事が「県内一学力が高いのが東成瀬村だ」と公表しました。

その結果、村でただ一つの東成瀬小学校が学力No.1と注目されることになりました。

小さな村の小学校がどのように成績を伸ばしているのでしょうか?

勉強の教え合い

教室内でカメラを回していると、授業中なのに次々と席を立ち始める子どもたち。

児童たちで勉強を教え合っているのです。

そして授業が終わる時には、

「ゼロをつけて計算すると良いとわかりました」
「わり算やかけ算も挑戦したいです」

子どもたちがその日学んだことを順番に発表。

口に出して復習することで学んだことを理解できているか確認できるのです。

ぐるぐるノート

さらに、学力No.1を支える秘密のアイテムが「ぐるぐるノート」。

ぐるぐるノートとは、その日学んだことを家でまとめ、順番に子どもたちの間で交換し合うノートです。

日によって各家庭をぐるぐる回るため、ぐるぐるノートと呼ばれています。

「他の人がこういうのをやっているって分かるからいい」
「親に他の人のページを見て『見習いなさい』とかよく言われる」

友達が勉強したページを見て良い学習法だと思ったら真似することもでき、さまざまな考え方や意見に触れ、お互いに刺激し合えるのです。

東成瀬村教育長・鶴飼孝さん
「学校はいろいろな子どもがいて、いろいろな良さがあるので、それをお互いがお互いから学んでいく」

このように学び合いの教育制度を導入した2006年ごろから子どもたちの学力はぐんぐん上昇。

学力No.1と言われるまでになったのです。

ちゃママ感想

教え合いですが、息子の小学校でも”プリント直し”の時間に、100点をとった人や直し終えた人がまだ終わっていない人に教えてあげています。

人に教えるということは、自分が理解していなければできないことなので、親も子どもに「教えて」とあえて聞くのは有効ですよね。

そして”ぐるぐるノート”はありませんが、授業によっては最後にその授業でわかったことや、感想、お友だちの良かったことなどを各自のノートに書いて、何人か発表して終わっています。

どちらもわたしが小学生のころにはなかった取り組みで、参観日のときに授業の感想を発表していたのには驚きました。

それにしても学力テストでNo.1ということは、”平均点を下げている子が少ない”、”全体的に学力が高い”ということですよね。(総人数が少なそうだから有利かもしれませんが…)

秋田県は家庭学習ノートを真っ先に取り入れたり、医師による性教育講座を実施していたりして、子どもたちの教育に関してNo.1の県なのかもしれませんね。

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