【あさイチ】早生まれは損?早生まれに大切なこととは

こんにちは、ちゃママです。

2019年4月15日放送のあさイチを見ました。

特集は「顔のシミをなんとかしたい」でしたが、今日は番組トップに紹介された「女のニュース 早生まれは損?」をレポします。

シミに関しては、あさイチHPに詳しく掲載されています。必見です!
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190415/1.html

※あさイチのHPは一定期間が過ぎると内容が削除されてしまうので、気になる情報はメモすることをオススメします。

目次

早生まれは損か得か

子どもたちが新しい生活を始める新学期。

「早生まれ」は同級生よりも成長が遅れがちであるため、不安を抱いている保護者が多くいます。

「早生まれ」とは、誕生日が1月1日から4月1日までの子どものことをいいます。

プロ野球選手の誕生月を調べたデータによると、1~3月生まれの選手は全体の15%でした。
(4~6月34%、7~9月30%、10~12月21%)

高校生の学力テストの結果は、数学・読解のどちらも4月生まれよりも3月生まれのほうが低いことが分かりました。
(数学4月生543.04/3月生520.36、読解4月生508.15/3月482.19)

中学生に行ったリーダー的役割の経験の有無の結果は、倍以上の差がありました。
(4~6月生56.8%、1~3月生23.1%)

教育学の専門家たちによると、早生まれの子どもたちは同級生よりも成長が遅いだけなのに、「自分はできない」と思い込んでしまう。

その結果、自信や意欲を失ってしまうことがあるといいます。

そのような悪循環に陥らないためにはどうしたらいいのでしょうか。

クラス分けの工夫

東京・町田市にある私立の小学校。

60年以上前から1年生を誕生日順にクラス分けしています。

誕生日が4~9月の子どもたちのきく組。

体が大きく、イスに座っても床に足がついている子が多くいます。

一方、10月以降の子どもたちのあやめ組。

クラスの半分が早生まれです。

きく組と比べると体は小さく、イスに座ると足が床にまったくつかない子もいます。

成長の差が大きく自信を失いやすい1年生のあいだだけ、このクラス分けを取り入れているのです。

小学部長・後藤健さん
「小学校は子どもにとっていろいろなことの新しいスタート。幼稚園までと大きく違うので、そこでつまずかせたくない。

4月生まれの子に合わせるのではなく、3月生まれの子なりに成長をみて、褒めてあげて、自己肯定感、自信をつけて次の学年に送り出したい」

大切なのは「待つ」こと

授業の進め方も成長の度合いに合わせて変えています。

ある日の教室。

きく組ではペアになって音読の練習をしています。

一方、あやめ組は同じ国語の授業を覗いてみると、集中力が続かない子もちらほらいます。

そこで、先生は授業を中断し、ゲームが始まりました。

教室を歩き回る子どもたち。

女の子
「好きな食べ物はなに?」
「好きな食べ物はグラタンです」

最後はみんなの前で発表します。

男の子
「好きな食べ物はカレーライスです」

先生
「うん、二人に大きな拍手」

みんなで拍手。

実は、この授業の進め方に早生まれの子を見守るためのヒントがあるのです。

それは「待つ」ということです。

子育てすべてに大事だと言われていることですが、早生まれにはとくに重要なのです。

音読まで進まなくてもゲームでいいじゃないかと待ってあげる。

ただ、担任の先生もときどき顔が険しくなりかねないので、鏡の前で険しい顔になっていないかチェックしてから生徒の前に出ることもあるそうです。

他の子と比べないでしっかりと待ってあげることが大切なのです。

ちゃママ感想

幼いころの1年近い経験の差はたしかに大きいですよね。

公立小学校ではこのようなクラス分けはほぼないと思いますが、華丸大吉の大吉さんも3月生まれで、

大吉さん
「最初は”がんばれ、がんばれ”と言っていても、”早生まれだからおまえはどうせできない”みたいな空気になっていく。”3月だもんな”と言われるのは嫌だった。

今回親に聞いてみたら、親はそんなに気にしていなかったけど『周りから見たらやっぱりおまえは遅かった』と言われた。

でもこうやって立派になったし、いずれ追いつく」

と話していました。

家族が神経質になったり心配しすぎたりすると、子どもに伝わってしまいます。

いずれ必ず追いつくので、ありのままの子どもを受け入れてサポートしていくことが自己肯定感や自信につながるのかもしれませんね。

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