2歳児には「ポンピングブレーキ」が効く!子育てコーチングで乗り越える(2)

こんにちは、ちゃママです。

あなたは子どもがまだ小さいからと、何も言わずにお出かけしていませんか?

大人でも、いつもと違う場所や知らない人に会うのは怖かったり、苦手だったりします。

出かける前は、これからの予定を話してその通りに行動するだけで、子どもは安心しますよ

 

さて、自己主張が強くなってくる2歳児。

要求をうまく受け入れつつ、親子ともに笑顔で過ごすヒントになればと思い、今回もちゃママの体験談を紹介します。

目次

子どもに選択肢を与える

公園で遊んでいるとあっという間に時間が過ぎて、なかなか帰ろうとしてくれず、最後には泣きじゃくる我が子を抱きかかえて車に乗せる…そんな時期もあると思います。

でも、できればお互いに気持ち良く「楽しかったね!」と帰りたいですよね。

わたしは、公園のあとにスーパーに行きたいという日は、

「先に公園に行く?先にスーパーに行く?」

と息子に聞いて、選択肢を与えていました。

すると、ほぼ100%「先に公園に行く!」と言います(笑)

わたしも”先に公園に行きたい”と思っていますが、わざと息子に聞いて息子が決めたっぽくしておくのです!

そのあと、

「じゃあ先に公園に行って、3時になったらスーパーに行こうね」

約束してから出かけます。

ポンピングブレーキを使う

公園に行ってたくさん遊び、午後2時50分に、

「もう少しで(あと10分で)約束の3時だよ」

と声をかけます。

息子は「まだまだ遊びたい」と思っていますが、実は予告をすることで、子どもなりに心の準備ができています。

5分前にも同じように声をかけます。

「あと5分だよ、最後にいっぱい遊べ〜!」

そして午後3時になったら、

「3時になったよ、そろそろ帰ろうか」

「うん!」

と、遊びがちょうど終えられそうなら、すんなり帰ることになって成功なわけです。

でも子どもなので、まだ帰りそうにない場合もあります。

そのときは、

「最後に滑り台を1回滑ろうか」

「ブランコで20数えたら行こうか」

などと、少し時間が過ぎてもこちらが譲歩することで、意外と納得して話を聞き入れてくれます。

そして、

「楽しかったね、また来ようね」

と話しながら帰ります。

これを繰り返すことで、公園で遊ぶ時間には限りがあるけれども「また遊びに来られる」「楽しく帰ると気持ちがいい」と学んでいきます。

聞き入れてくれないからと、強制的に連れて帰ったり「もう連れて来ないよ!」脅したりすることは、お互いに気持ちがいいものではありませんよね。

また、寝る前に一日を振り返って、

「今日は公園楽しかったね。約束の時間を守れたね、えらかったね」

「時間を守ってくれて、ママ助かったよ」

などと、できたことをほめる作戦もいいと思います。

※1日を振り返ることで息子の「話す力」が上がった話はこちら↓

子どもの「話す力」を伸ばす、意外な方法とは?

今でもポンピングブレーキ

息子がタブレットを使いすぎてる?と思ったときは、

「何分までやるの?目が悪くならないか心配で…」

と聞いています。

息子が決めた時間があまり長いようだと話し合って調整します。

そして、残り5分というときなどに、

「もうすぐ〇分になるよ」

と声をかけていました。

それを続けてきた今では、自分で言った時間になったり、キリがいいところになったりすると、

「もうやめよう」

と言って自分からやめています。

「もうやめなさい!」「いつまでやってるの!」と怒ることは手っ取り早いですが、ゲームを取り上げるなどして親が制限してしまうよりは、子どもに決めさせたほうが

「続きはまた明日やろう」

「いつでもできるし」

と、自制心が育つと思います。

ちゃママまとめ

子どもに選択肢を与えることは、「自分は信頼されている」「自己主張のチャンスをもらえた」と感じ、子どもの自信に繋がります。

わたしは洋服を選ぶとき、飲み物を選ぶときなど、事あるごとに「どっちがいい?」と聞いてきました。

2歳半ころから自己主張がさらに強くなり、自分で選んで買った服しか着なくなりましたが、「自分で考えて選んでくれるから楽ちん♪」と考えるようにしました。

なぜか洋服へのこだわりが強かったので、プレゼントしていただいた服で一度も着なかった服もありました(泣

あなたも何かに夢中になっているときに、急に「今すぐやめて!」「来て!」と言われれば、「今すぐは無理!」「なんでよ!」と思いませんか?

自制心が育っていない子どもなら、なおさらそうだと思います。

イヤイヤ期、自己主張が強い時期は、子育て期間で最も体力、気力、根気がいりますが、いつかは終わりが来ます!

子育てコーチングで乗り切りましょう☆

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