伊集院静「5歳までに人の〇〇がわかる子にする」|世界一受けたい授業

こんにちは、ちゃママです。

2018年6月9日放送の世界一受けたい授業を見ました。

直木賞作家である伊集院静さんがスタジオに来校し、「日本の未来をつくる!伊集院流生き方術」を教えてくれました。

現在大ヒットしている伊集院さんの最新作、

そこには、さまざまな困難や悲しみを乗り越えるためのヒントがあふれています。

子どもの成長に必要な、大人の心構えとは?

不安があなたを強くする

現在7本の連載をかかえ、忙しい伊集院さんですが、毎年新生活がはじまる4月になると欠かさず新聞に連載しているものがあります。

それは、新社会人へのエール。

そのなかで、伊集院さんがいつも言っている言葉があります。

自分だけのために生きるな!
仕事とは自分以外の誰かを豊かにするもの

出世やお金など自分のためだけではダメ。
「自分の仕事は誰かを幸せにできる!」そう信じ、挑戦し続けなければ新しい道は切り開けないのです。

さらに先生は、若者たちが成長し続けるために欠かせない重要なものがあるといいます。

若者よ!常に不安であれ!

伊集院さん
「小説にしても音楽にしても、あとで聞いてみると不安な状態で書いたんだろうと。
不安ななかで書いた作品は、良いものがたくさんある。
不安は何かその人を悩ますと同時に、きちんとしないとダメなんだと覚悟させるところがある。
不安なことが人生で一度もなかった人はダメ」

 

不安を抱えたことで成長できたと語るのは、プロフィギュアスケーターの浅田真央さん。

2010年のバンクーバーオリンピック。
日本中が浅田選手の金メダルを期待しましたが、ライバルのキム・ヨナ選手に敗れ、惜しくも銀メダルでした。

一時は引退を考えるほど悩み、不安に押しつぶされそうになったといいます。

しかし、不安に打ち勝つためすべての技術を一から見直し、地道な努力を積み重ねました。

その結果、2013年、圧倒的な強さで3連勝。
完全復活を果たしたのです。

当時、浅田選手は苦しい時期をふり返ってこう語っています。

浅田選手
「この3年間はすごく不安でもあったが、不安がなければここまでベストな状態にはない」

不安があったからこそ、強くなったのです。

失敗を見守って信じる

学校や職場で怒られ、腹が立ってしまうことありませんか?

そんなときは、伊集院さんは自信をもってこう言います。

許せないヤツが人生を豊かにする。

生きていく限り、許せないことや許せな相手と必ず出会います。

この許さない思いは「ここで負けてたまるか」という生きる原動力になり、自分を成長させてくれるのです。

一方、子どもや若者たちが成長するためには、上司や大人の心構えが重要だと断言します。

人を育てるということは辛抱だ!

伊集院さん
成長するときは、必ず失敗を何度か繰り返す
失敗を繰り返すことをいちいち怒らないで、とにかく耐えて励めということだけを教えていく」

 

リオオリンピック金メダリスト金藤理絵さんと、加藤健志コーチ。

2010年、金藤選手は椎間板ヘルニアを発症。
ロンドンオリンピックへの出場を逃してしまいます。

その後は成績が伸びず、引退を考えました。
何度も「やめたい」と話す金藤選手に加藤コーチは、「お前は必ず世界一になれる!」と言い続けました。

加藤コートはどんなときも金藤選手の可能性を信じ、辛抱強く支え続けました。

金藤さん
「私自身よりも私のことを信じ続けてくれた。だから、やめたくてもやめれなかった」

そして迎えた2016年のリオオリンピック。ついに金メダルを獲得。

金藤さん
「加藤コーチのことを信じ続けてきて本当に良かったと思います」

人を育てるということは辛抱。そして信じること。

子育てで大切なこと

ギャル曽根さん
「長男が5歳で長女が2歳。子育てで小さいころからやったほうが良いことは?」

伊集院さん
「わたしの考えだが、子どもの教育の半分以上は、子どものときに1つのケーキを独り占めせずに、人に分けることができること。
つまり、ケーキをたくさん取ると友達が悲しい。
人の痛みが分かるという教育が5歳までにできたら、教育の7割はほぼ終わり。
しいて言えば、それはなぜ戦争をしてはいけないのかという考えに繫がる」

ちゃママ感想

「5歳までに人の痛みがわかる教育をする」

たしかに、共感性が低い人は、なにかうまくいかないことがあったとき、フラストレーションがたまります。
(※フラストレーション…欲求がかなえられないという状況とそれによる不満が同時に起こっている状態のこと)

フラストレーションがたまると、これを発散させようと攻撃行動(言葉や暴力によって相手を傷つける行為)に出ることがあります。

以前、子どもは何歳から人の気持ちがわかるのかという記事を書きました。

【必見】共感力をあげる「メタ認知力」って何?

お友だちや大人になってからの人間関係のトラブルを少なくするためにも、子どもの共感力を養うことは大切ですね。

そして、子ども自身が持つ「育つ力」を信じて失敗が学びにつながるよう、根気よく働きかけていきたいものですね。

 

子どもの共感力を上げる方法はこちら↓

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我慢する力を育てることも「思いやり」につながります↓

子どもの「我慢する力」を育てる3つのコツとは

失敗は「学ぶもの」です…↓

親の失敗を見せ、自分で考えて行動する力を育む

本来の「しつけ」とは↓

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