こんにちは、ちゃママです。
2018年11月14日放送のホンマでっか!?TVを見ました。
後半のテーマは「今の世の中ココがおかしいぞSP」でした。
その中の教育関連の話をはじめ、「ホンマでっかTVまとめ4」からこれまでに放送された中から教育に関する部分を書いておこうと思います。
目次
大学受験や定期試験はやる意味なし
環境 武田邦彦さん
試験の本来の目的は、自分の学力を本人が確認すること。
しかし日本の試験は算数、国語、理科など教科ごとにやる。
たとえば国語は得意だけど算数や理科は苦手だという人は、苦手なほうを勉強しないと平均点が高くならないため苦手な算数や理科の勉強ばかりするようになる。
すると、試験をやることによって嫌いな勉強ばかりをして学校を過ごすことになり、みんな勉強が嫌いになってしまう。
これによって日本全体の学力が下がる。
東大も世界大学ランキングでは42位。
本人が本当にやりたいことを伸ばす教育に変えていかなければ、優れた人材が生まれにくい。
アメリカは文部科学省がなく、父兄や学生が学校を作り、そこに先生を雇うという考え方。
認知科学 中野信子さん
日本の学生は悪い点数の科目をがんばり、100点をとった科目は勉強しなくなる傾向がある。
むやみにほめる教育は間違い
認知科学 中野信子さん
ほめ方は実はすごく難しくて、結果や能力をほめがち。
「能力がすごいね」「頭がいいね」と結果や能力をほめると、次もほめられるために簡単な課題を選ぶ傾向がある。
本当にできたときだけほめるようにする。
「かわいいね」は感想なので別にかまわないが、自分がかわいいかかわいくないかは客観的にだんだんわかるようになっていく。
それでも親や親せきがかわいいとほめていたら、その人たちがウソをついているんだと思うようになってしまう。
むしろ非常に心の安定を乱すことになる。
心理学 植木理恵さん
「ほめる」の効果があるのは、本人が本当はやりたくないことを我慢してやったというその心に対して「やったね」「えらかったね」と承認を与えるようなほめ方をすること。
本人が勉強でも遊びでもゲームでも「がんばろう」と思ってやっている最中にほめられると、それは報酬ではなくてかえって罰になる。
本人がやりたくてやっているときは、黙って見守るのも一つの教育。
黙って見守っている教育をしたほうが、自発的に一生続ける。
ほめる教育をしていると、ほめられなくなったときにやめてしまう。
もしやりたいことを見つけてやり始めたら、もう言わないというさじ加減が大事。
親は観察して「この子は少なからず楽しそうにやっているな」と思ったら、ほめるのは差し控えたほうがいい。
自発的にやっている最中は何も言わず、結果に対して「上達したね」などと感想を伝えるのがいい。
認知科学 中野信子さん
子どもががんばれないときは、怒らずにがんばれない気持ちに共感するのがいい。
5歳でしりとりをする
教育 尾木直樹さん
5歳でしりとりをすると、大学受験に成功しやすくなる。
言葉の区切りを理解できるようになるのが、だいたい4歳と言われている。
この時期にしりとりをたくさんすると、語彙力が向上する。
ベネッセの調査によると、語彙力が高い高校生は、学力の基礎といわれる思考力・判断力・表現力が高いということがわかった。
7歳までに英語を教えると脳に逆効果
ギャル曽根さん
「小さい子は耳がいいから英語を習わせたほうがいいというが?」
生物学 池田清彦さん
小学校にあがる前に英語を教えないほうがいい。
6~7歳で英語と日本語を同時に教えると、変なバイリンガルになる。
小学校入学前後は、脳の言語野が急速に発達する。
2ヶ国語を覚えようとすると脳が混乱してしまう。
英語は小学校高学年や中学校になってからでも十分間に合う。
ただ、ネイティブのような英語は話せるようにならない。
ジャパニーズイングリッシュでも話は通じるから問題はない。
ギャル曽根さん
「ジャパニーズイングリッシュじゃなくてネイティブがいい」
生物学 池田清彦さん
ネイティブの英語はアメリカに住んでいないとダメ。
脳科学 澤口俊之さん
むしろ今の研究では、耳で聞かせるよりも文法を教えたほうが、あとあと英語力が急激にアップするということがわかっている。
ギャル曽根さん
「親になって子どもの将来のことを考えちゃう」
脳科学 澤口俊之さん
何の意味もないからやめてください。(キリッ)
(スタジオ笑)
5歳までに初恋をすると語彙が増える
心理学 植木理恵さん
心理的には、5歳までに初恋をしている子のほうが言葉を早く覚える。
男女ともに小学校入学前までに好きな子がいると答えた子どもは、小学校のときの国語の成績がおしなべて高く、中学校のときに彼氏彼女がいる子が多い。
彼氏や彼女がいる子は、高校生になったときに将来の夢がハッキリしている子が多い。
好きな子がいないという子は、就職率が低かったり大学受験に失敗したりしていた。
7歳から父親とキャッチボールをする
脳科学 澤口俊之さん
7歳くらいから父親とキャッチボールをすると、思春期以降に問題行動が減るという研究がある。
軽くやるのではなくて、たまに速い球を投げて「お父さんはすごい」と思う感覚が大事。
ちゃママ感想
たしかに英語は中途半端に教えると、ルー大柴になりかねません(←経験者)。
なぜ勉強が嫌いになるのか。
苦手な勉強でもやらなければいけない環境に置かれるから。…納得してしまいました(+_+;
そして、子どもが何かに没頭したり夢中になっているときは見守る。
「マツコの知らない世界」やEテレの「沼にハマってきいてみた」などを見ていると、1つのことを突き詰めている人ってすごいなぁと思ってしまいます。
わたしは興味を持っても「どういうものかわかってスッキリ♪」「人並み程度できたから次っ!」と、ある程度のところで興味が変わってしまうので…広く浅~くすべてが中途半端なんですよね。。
ま、わたしのことは置いておいてw、
【本紹介】12歳までの「読み聞かせ」で子どもの地頭をつくる方法↑この本のなかでも「自らの教育を学校教育に邪魔されないようにせよ」という言葉が出てきました。
子どものできていないところに目が向いてしまいがちですが、得意だと思ってやっていることを見守っていこうと思いました。
そして、がんばれないときはその気持ちに共感する。これは大切ですね☆
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