こんにちは、ちゃママです。
2018年11月25日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。
今回の白熱教室のテーマは、「名前を記憶する能力のピークは22歳」でした。
脳の機能がピークを迎える年齢は実は能力ごとにバラバラだった!?
林先生
「実は人間が名前を記憶する能力のピークの年齢があることが判明した」
目次
年齢と能力のピーク
22歳のほかにも、32歳や43歳、67歳という高齢でもピークを迎える能力がある。
林先生
「マサチューセッツ工科大学で発表したもので、10歳から90歳までの数千人を対象に名前を記憶する能力などについて調査・研究の結果としてでてきたデータ。
脳はほぼすべての年齢でいつも何らかの能力でピークがあるということが判明した。
たとえば、48歳でピークになると言われているのが感情認知能力。これは人の感情を読み取る能力。
ほかにどんなものがあるか。
32歳でピークを迎えるのは、顔認知能力。人の顔を覚える能力。
43歳でピークを迎えるのは、集中力。
若い人たちは覚えるのは早いが、長時間の集中に関しては中高年のほうが上。
ただ、さらに上の年齢になると肉体的に集中しづらい状況になる。(腰が痛いなど)
67歳でピークを迎えるのは、語彙力。
今日紹介したこのテーマは、僕が予備校で使っている話。
『自分は集中力がないんですが、どうしたらいいんですか?』などという質問がくる。
そんなときに『まだ18歳だろ?集中力のピークは43歳。まだピークが来てないんだよ』と」
澤部さん
「でもどうすればいいのか聞きに来てる生徒に対して、ちゃんと答えを返してない」
林先生
「ん?」
(スタジオ笑)
ちゃママ感想
ちなみに、総合的な情報処理能力や記憶力のピークは18歳なのだそうです。
言われてみれば、学校で習ってきたことが一番頭に入っていたのはそのころだったような…遠い記憶;
ピークを迎えるものもあれば、衰えていくものもあるけれど、何歳になっても知的好奇心がある人は若い気がします。
60歳で保育士の資格をとったおじさんや80歳で宅建をとったおばあちゃんをテレビで見たことがありますが、やる気があれば何歳からでもスタートできるんですよね☆
子どもの脳の発達に関しては、以前、脳の言語野は8~10歳がピークだという話を書きました↓
【脳科学】言語能力の発達のピークはこの年齢だったこのとき参考にしたのが、脳医学者である瀧靖之さんの本でした。
そして、最近読んだ瀧さん監修の本には、
ただし、脳には可塑性という変化する力があるので、この時期を過ぎでもいくらでもその能力は獲得できる。
と書かれていました。
その本がこちら↓
現役東大生や東大卒業生、東大生の親たちにリサーチした子ども時代の過ごし方や勉強法などを、瀧さんの解説とともに紹介しています。
東大王に出演している水上颯さん、伊沢拓司さん、鶴崎修功さんのコラムでは3人の子ども時代の過ごし方を知ることができますよ♪
今回の初耳学で取り上げた脳の機能のピークに関する記事を見つけました↓
「能力のピーク」が40代以降に来る人の思考法
https://toyokeizai.net/articles/-/249126
おまけ)葛根湯で風邪は治らない
京都大学の研究で「風邪をひきはじめた」と自覚した18歳から65歳までの340人を、葛根湯を飲むグループと総合感冒薬(かぜ薬)を飲むグループに無作為に分けて、それぞれ4日間服用して風邪の症状を観察しました。
すると、風邪が悪化した人の割合に大きな差は出ませんでした。
”風邪のひきはじめには葛根湯を飲めばいい”と多くの人が思っていますが、葛根湯が風邪のひきはじめに特別優れているわけではないという結果になりました。
葛根湯や総合感冒薬はあくまでもつらい風邪の症状を和らげるためのもの。
風邪のひきはじめに服用すると、症状自体が和らぎ楽にはなりますが、風邪そのものを治療する効果はないのです。
風邪のひきはじめに葛根湯を飲んで風邪が治ったという場合、多くは薬とは無関係に自然治癒している可能性が高いそうです。
風邪についてはまだまだ科学的に解明されていないことが多く、もし風邪を治す薬「風邪の特効薬」を開発できればそれだけでノーベル賞ものなのだとか(>_<)
風邪は自分の免疫力で治すしかないので、水分と栄養を摂って暖かくして安静にするのが一番なのだそうです。
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