子どもが宿題をやらない!適当!集中しない!ときの3つの対処法

こんにちは、ちゃママです。

息子のさんすうの宿題が「時計」「大きさくらべ」など、少しずつ知恵が必要な問題になってきました。

帰ってくるとすぐに取りかかってはいるものの、

「早く遊びに行きたい!」

「遊ぶ時間が少なくなる!」

と、バタバタ…。

そこで、子どもが最後まで集中して宿題を終えるための親の声かけNGワードを、本を参考にまとめました。

目次

宿題をしない子

子どもは基本的に、”今が良ければそれでいい”と思っています(笑)。

でも親は、今までの経験上、早めにやっておかないと子どもが困るとわかっています。

この温度差がイライラにつながっていきます。

こんなときは、

「何時からやろうと思ってるの?」

「5時になったらやる~」

「じゃぁ5時になったら声をかけるね」

と、ここで「何でいまやらないの?」ではなく、子どもに自分で取りかかる時間を決めさせることが大事です。

そして、5時になったら、

「(子どもの名前)、5時だよ」

と、怒らずに声をかけます。

それでも取りかからない場合は、

「早くごはん食べたいよね」

「早くゲームやりたいよね」

「終わったらいっぱい遊べるよ」

などと、「早めにすることで、あなたもお得なんだよ」というスタンスで声をかけ続けます。

NGワード

「早くやりなさい!早く始めたら、あとでゆっくり遊べるでしょ!」

という正論で怒鳴っても、子どものモチベーションは上がりません

そして、ますますやる気を失い、イライラ、ガミガミしてしまいます。

「今日は何からやる?」

「夕飯までにひとつだけでも宿題を終わらせちゃう?」

と言われると、怒られるよりもずっといい気分で取りかかれます。

勉強に集中できない子

子どもは大人が思っている以上に、学校でエネルギーを使って帰ってきます。

充電が減っている状態なので、

「今日は暑かったね。あなたの好きなおやつがあるよ」

など、帰宅後はちょっとだけ丁寧に接します。

宿題の進みが悪いときは、そばで言葉がけをしながら一緒にやります。

特別に勉強を教えなくても、

「がんばってるね」

「さすが小学生」

「早っ!」

と、がんばっている姿を認める言葉をかけます。

やる気を継続させるためには、子どもができていたら必ず「OK」「いいね」などの短い言葉をかけます。

最初は大変ですが、誰かに認められるとモチベーションはみるみる上がります

小学1年生のころから一人で勉強ができる子どものほうが少ないです。

つきっきりで教える必要はなくても、そばで応援しながら見ていることが大切です。

NGワード

子どもが集中していないときは、

「いつまで宿題やってるの?」

「さっさと終わらせなさい」

と言うよりも、何が原因で宿題が進んでいないのかを観察します。

宿題そのものが難しい

→怒らずに、つまずいているところを丁寧に教えてあげる。

繰り返し文字を書く作業に嫌気がさしている

丁寧に書けた文字を褒める。

「ハライがいい」などピンポイントで褒める。

日ごろから何事も意欲的ではない

→宿題以外の場面で”ココロ貯金”を貯めて、全体的にエネルギーを補充する。

ココロ貯金についてはこちら↓

2歳児には「アイメッセージ」が効く!子育てコーチングで乗り越える(3)

宿題を適当にやる子

音読は、読み方を評価する学校もありますが、やり方に慣れてしまい、評価がわかりにくいところがあります。

子どもは基本的に自分がやったことへの評価が少ないと、モチベーションが下がります

そこで、ただ漠然と読むのではなく、

「向こうの壁に向かって、大きな声で読んでね」

「会社のパパに向かって」

など、ゴールを設定します。

漢字の練習などは、先ほどのように丁寧に書けた文字や一部分を褒めるなど、最後まで終わってから褒めるのではなく、途中でひと声かけます。

苦手なことほど早めに声をかけたほうが、終わりまでモチベーションが続く可能性が高いのだそうです。

宿題はするべきものというよりは、きちんとやるとそれだけ認められると感じるほうが、意欲的に取り組めるのです。

NGワード

「本読みがいつもいい加減だな」

「こんな汚い字ではダメ。全部消してやり直し」

ただでさえ書くのが苦手な子どもに、一度書いてから書き直しをさせるのは、やる気がなくなります。

どうせ声をかけるのであれば、早めに認める言葉をかけたほうが、子どもはがんばろうと思います。

がんばっても何の評価もなかったり、何度もやり直しさせられたりすると、意欲が低下します。

ちゃママまとめ

小学校低学年の子どもは、まだ勉強をする必要性をあまり感じていないことが多いです。

そんな勉強をやる気にさせるのは、親に自分がやっていることを認められることです。

息子は相変わらず、朝起きてからすぐに進研ゼミのワークを1ページだけやっています。

↓このときからなので、5月下旬からずっとです。

【経過】ご褒美効果で自分から勉強する子に育つのか?

これまでも、朝食準備中にさりげなく、

「お?がんばってるね」

「今日もやってるの!?」

と、取り組んでいるときに声をかけてきました。

ご褒美のためとはいえ、夏休みも毎朝やっていたし、習慣になってきているのかな?

学校から「10月からは宿題が増えます」という連絡がきました…。

息子は、

「子どもの遊ぶ時間を奪う気か!」

なんて言っていましたが(笑)、今後もプロセスを褒めて励ましていきたいと思います!

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