こんにちは、ちゃママです。
息子のさんすうの宿題が「時計」や「大きさくらべ」など、少しずつ知恵が必要な問題になってきました。
帰ってくるとすぐに取りかかってはいるものの、
「早く遊びに行きたい!」
「遊ぶ時間が少なくなる!」
と、バタバタ…。
そこで、子どもが最後まで集中して宿題を終えるための親の声かけやNGワードを、本を参考にまとめました。
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宿題をしない子
子どもは基本的に、”今が良ければそれでいい”と思っています(笑)。
でも親は、今までの経験上、早めにやっておかないと子どもが困るとわかっています。
この温度差がイライラにつながっていきます。
こんなときは、
「何時からやろうと思ってるの?」
「5時になったらやる~」
「じゃぁ5時になったら声をかけるね」
と、ここで「何でいまやらないの?」ではなく、子どもに自分で取りかかる時間を決めさせることが大事です。
そして、5時になったら、
「(子どもの名前)、5時だよ」
と、怒らずに声をかけます。
それでも取りかからない場合は、
「早くごはん食べたいよね」
「早くゲームやりたいよね」
「終わったらいっぱい遊べるよ」
などと、「早めにすることで、あなたもお得なんだよ」というスタンスで声をかけ続けます。
NGワード
「早くやりなさい!早く始めたら、あとでゆっくり遊べるでしょ!」
という正論で怒鳴っても、子どものモチベーションは上がりません。
そして、ますますやる気を失い、イライラ、ガミガミしてしまいます。
「今日は何からやる?」
「夕飯までにひとつだけでも宿題を終わらせちゃう?」
と言われると、怒られるよりもずっといい気分で取りかかれます。
勉強に集中できない子
子どもは大人が思っている以上に、学校でエネルギーを使って帰ってきます。
充電が減っている状態なので、
「今日は暑かったね。あなたの好きなおやつがあるよ」
など、帰宅後はちょっとだけ丁寧に接します。
宿題の進みが悪いときは、そばで言葉がけをしながら一緒にやります。
特別に勉強を教えなくても、
「がんばってるね」
「さすが小学生」
「早っ!」
と、がんばっている姿を認める言葉をかけます。
やる気を継続させるためには、子どもができていたら必ず「OK」「いいね」などの短い言葉をかけます。
最初は大変ですが、誰かに認められるとモチベーションはみるみる上がります。
小学1年生のころから一人で勉強ができる子どものほうが少ないです。
つきっきりで教える必要はなくても、そばで応援しながら見ていることが大切です。
NGワード
子どもが集中していないときは、
「いつまで宿題やってるの?」
「さっさと終わらせなさい」
と言うよりも、何が原因で宿題が進んでいないのかを観察します。
宿題そのものが難しい
→怒らずに、つまずいているところを丁寧に教えてあげる。
繰り返し文字を書く作業に嫌気がさしている
→丁寧に書けた文字を褒める。
→「ハライがいい」などピンポイントで褒める。
日ごろから何事も意欲的ではない
→宿題以外の場面で”ココロ貯金”を貯めて、全体的にエネルギーを補充する。
ココロ貯金についてはこちら↓
宿題を適当にやる子
音読は、読み方を評価する学校もありますが、やり方に慣れてしまい、評価がわかりにくいところがあります。
子どもは基本的に自分がやったことへの評価が少ないと、モチベーションが下がります。
そこで、ただ漠然と読むのではなく、
「向こうの壁に向かって、大きな声で読んでね」
「会社のパパに向かって」
など、ゴールを設定します。
漢字の練習などは、先ほどのように丁寧に書けた文字や一部分を褒めるなど、最後まで終わってから褒めるのではなく、途中でひと声かけます。
苦手なことほど早めに声をかけたほうが、終わりまでモチベーションが続く可能性が高いのだそうです。
宿題はするべきものというよりは、きちんとやるとそれだけ認められると感じるほうが、意欲的に取り組めるのです。
NGワード
「本読みがいつもいい加減だな」
「こんな汚い字ではダメ。全部消してやり直し」
ただでさえ書くのが苦手な子どもに、一度書いてから書き直しをさせるのは、やる気がなくなります。
どうせ声をかけるのであれば、早めに認める言葉をかけたほうが、子どもはがんばろうと思います。
がんばっても何の評価もなかったり、何度もやり直しさせられたりすると、意欲が低下します。
ちゃママまとめ
小学校低学年の子どもは、まだ勉強をする必要性をあまり感じていないことが多いです。
そんな勉強をやる気にさせるのは、親に自分がやっていることを認められることです。
息子は相変わらず、朝起きてからすぐに進研ゼミのワークを1ページだけやっています。
↓このときからなので、5月下旬からずっとです。
これまでも、朝食準備中にさりげなく、
「お?がんばってるね」
「今日もやってるの!?」
と、取り組んでいるときに声をかけてきました。
ご褒美のためとはいえ、夏休みも毎朝やっていたし、習慣になってきているのかな?
学校から「10月からは宿題が増えます」という連絡がきました…。
息子は、
「子どもの遊ぶ時間を奪う気か!」
なんて言っていましたが(笑)、今後もプロセスを褒めて励ましていきたいと思います!




